こんにちは!MySTEPスタッフの石川です。
高校受験を控えた中学生や保護者の方から、「どの公立高校が自分に合っているか分からない」「単位制って何が違うの?」という声をよくいただきます。神奈川県の公立高校には、生徒が自分で科目を選んで時間割を組める「単位制」の学校が複数あり、一人ひとりの個性や進路に合わせた学び方ができるのが大きな魅力です。
今回は、あざみ野・すすき野・たまプラーザ・新百合ヶ丘エリアから通学圏内にある神奈川県の公立高校を、単位制をキーワードに9校まとめてご紹介します。偏差値・倍率・校風・進学実績・部活の概要を整理しましたので、志望校選びの参考にしてください。
なお、偏差値はあくまでも目安であり、実質倍率や各校の特色は年度によって変動します。最新情報は必ず各校の公式HPや学校説明会でご確認ください。
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神奈川の単位制公立高校とは?まず仕組みを理解しよう
「単位制」とは、学年の区切りを設けず、卒業に必要な単位数を自分のペースで取得していく制度です。通常の学年制と異なり、3年次になると進路や興味に応じて科目を自由に選択できる学校が多く、文系・理系の枠を超えた学びが可能です。「何となく文系だけど数学も得意」「英語と芸術を両方伸ばしたい」といった生徒にとって、単位制の学校は非常に合っています。
一方で、自由度が高い分、自分で学習計画を立てる自律性も求められます。科目選択を誤ると大学受験に必要な科目が不足することもあるため、1年生のうちから将来の進路をある程度意識しておくことが大切です。
偏差値70前後|難関大を目指す単位制進学校
柏陽高校(偏差値目安71/本郷台駅/横浜市栄区)
理数教育と探究学習に力を入れる進学重点校です。単位制普通科で科目選択の自由度が高く、東大・横浜国立大・早慶など難関大への進学実績が豊富です。部活動は運動系・文化系合わせて約29部あり、加入率は約9割と非常に活発。文化祭・体育祭・合唱祭はすべて生徒の実行委員が運営するなど、自主自律の校風が根付いています。最新実質倍率は1.5程度で、高い学力が求められます。
多摩高校(偏差値目安68/宿河原駅/川崎市多摩区)
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定を受ける川崎市トップ級の単位制進学校です。70分授業を採用し、3年次は進路に応じて科目を自由に選択できます。「自主自律」を重んじる自由な校風が特徴で、国公立大・難関私大への合格実績も豊富。部活動はダンスドリル部が全国大会出場経験あり。川崎大師まで歩く「大師強歩」という伝統行事も有名です。最新実質倍率は1.61と競争率が高めです。

偏差値65〜67|個性と国際性を育む単位制高校
神奈川総合高校(偏差値目安67/東白楽駅/横浜市神奈川区)
単位制普通科(個性化コース・国際文化コース)と舞台芸術科を持つ、神奈川でも個性的な存在感の公立高校です。国際社会で共生できる人材の育成を掲げ、ミュージカル・演劇・ダンス・吹奏楽など文化系の部活が特に活発。横浜国大・都立大・早慶上智・GMARCHなど難関大への進学実績もあります。最新実質倍率は1.65と人気が高く、倍率に見合った対策が必要です。
希望ヶ丘高校(偏差値目安66/希望ヶ丘駅/横浜市旭区)
神奈川県内最古の伝統を誇る進学校で、自主自律の自由な校風が代々受け継がれています。単位制普通科で探究教育にも力を入れており、国公立大・早慶上理・GMARCHへの進学実績があります。部活動は野球部・サッカー部が全国大会出場経験を持つなど、運動系も文化系も盛ん。最新実質倍率は1.4程度です。
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偏差値60〜64|芸術・国際・ESDに強い単位制高校
横浜平沼高校(偏差値目安64/平沼橋駅/横浜市西区)
芸術教育と国際理解教育が伝統の単位制普通科校です。学力向上進学重点エントリー校として、国公立大・早慶上智・MARCHなど難関大への進学実績があります。ハンドボール部が全国大会レベルで活躍するほか、ダンス部・かるた部・オーケストラ部も活発。横浜市内でアクセスも良く、最新実質倍率は1.3程度です。
市立東高校(偏差値目安59/鶴見駅/横浜市鶴見区)
ユネスコスクール認定を受けるESD(持続可能な開発のための教育)推進拠点校で、社会貢献活動が伝統です。単位制普通科で主体性を重視した学びが特徴。横浜市立大学への指定校推薦枠があるほか、4年制大学進学が中心です。UNIS/UN部が国連会議に参加するなど、国際色豊かな学校生活が送れます。最新実質倍率は1.29程度です。

偏差値55〜58|自分で時間割を作る総合学科・単位制高校
市立みなと総合高校(偏差値目安58/石川町駅/横浜市中区)
総合学科の単位制高校で、文化・生活・科学・社会・情報・国際・ビジネスといった系列から、約100科目を自分で選んで時間割を組めるのが最大の特徴です。「自律・共創・挑戦」を掲げ、自由度の高い学校生活が魅力。チアダンス部が全国大会出場の強豪として知られます。横浜国立大や難関私大への合格実績もあり、大半の生徒が大学等へ進学します。石川町駅からアクセスもしやすい立地です。
偏差値50〜54|落ち着いた環境で科目選択ができる高校
岸根高校(偏差値目安54/新横浜駅/横浜市港北区)
スクールテーマに「文化」を掲げる、落ち着いた校風の全日制普通科校です。2年次以降に科目選択が充実し、神奈川大・専修大・GMARCHなどへの進学実績があります。運動系17部・文化系9部があり、男子バレー部は全国ベスト8の実績を持ちます。最新実質倍率は1.47と比較的競争率が高めです。
横浜清陵高校(偏差値目安51/南太田駅/横浜市南区)
生徒の自主性を重んじ、自己選択・自己責任を大切にする自由な校風の単位制普通科校です。国公立・難関私大から関東学院・神奈川大・東海大など幅広い進学先があり、生徒の志望に応じた多様な進路選択が可能。生徒主体の行事も口コミで評判が高く、個性を活かしながら高校生活を送りたい生徒に向いています。最新実質倍率は1.33程度です。

志望校選びに役立つツールと、受験勉強で意識したいこと
紹介した9校は偏差値・校風・進路の方向性がそれぞれ異なります。「自分の内申と模試の点数で、どの学校が射程に入るか」を確認するには、神奈川 公立高校 合格判定・倍率ツールを活用してみてください。内申点と模試得点を入力するだけで合否可能性の目安が分かります。また、公立と並行して私立の併願校を検討したい方には、私立高校さがしもご参照ください。
受験勉強で特に意識してほしいのは、内申点の積み上げです。神奈川の公立高校入試では「内申点+学力検査点+面接(・特色検査)」で合否が決まります。単位制の進学校ほど当日の学力検査の比重が高い傾向がありますが、内申点が低いと出願の時点で不利になるケースもあります。定期テストで安定した点数を取り続けることが、受験の土台になります。
また、2021年度から中学校の学習指導要領が改訂され、英語の語彙数が大幅に増加し、数学では統計分野が充実するなど、入試問題の傾向も変化しています。記述・論述問題が増えているため、「答えを出す力」だけでなく「考えを言葉にする力」を意識した学習が重要です。

あざみ野・すすき野から公立高校受験を目指すために、今できること
今回ご紹介した9校は、いずれも単位制(または科目選択の自由)を特色として持つ神奈川の公立高校です。「自由に科目を選びたい」「探究学習や国際教育に興味がある」「部活と勉強を両立したい」など、自分の優先したいことと照らし合わせて志望校を絞り込むことが大切です。
志望校が決まったら、その学校の入試の配点や特色検査の有無を早めに調べておきましょう。特色検査がある学校(多摩高校など)は、思考力を問う独自問題への対策が必要で、通常の5教科学習とは別の準備が求められます。当塾では、志望校ごとの入試形式に合わせた学習の組み立てを大切にしており、進路の相談にも積極的に応じています。
まずは各校の学校説明会や文化祭に足を運んで、実際の雰囲気を確かめることをおすすめします。偏差値だけで選ぶのではなく、「自分がその校風の中で3年間伸び伸びと過ごせるか」を基準にすることが、充実した高校生活と進路実現への近道です。
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目的別に、あざみ野・すすき野から通える神奈川の公立高校・私立高校・高専、公私の違いや併願をまとめています。志望校選びの参考にどうぞ。
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