こんにちは!MySTEPスタッフの石川です。
「偏差値50前後の公立高校を探しているけれど、どこが自分に合っているか分からない」「内申点はそこそこあるけれど、模試の点数と合わせてどう判断すればいい?」――あざみ野・すすき野・たまプラーザ・新百合ヶ丘エリアの中学生・保護者の方から、こういった相談をよくいただきます。
今回は、このエリアから通いやすい神奈川県の公立高校の中から、偏差値目安50前後の「中堅校」を9校まとめてご紹介します。どの学校も特色がありますので、内申点・通学時間・校風・部活などを照らし合わせながら、お子さんに合う学校を探してみてください。なお、偏差値目安・倍率・部活実績はいずれも年度によって変動します。必ず最新の各校公式HPや神奈川県教育委員会の情報を確認するようにしてください。
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そもそも「内申を味方にする」とはどういうこと?
神奈川県の公立高校入試では、内申点(調査書点)が合否に大きく影響します。入試当日の学力検査点と内申点を組み合わせた総合判定が基本であり、学校によってその比率は異なりますが、中堅校では内申点の比重が相対的に高い傾向があります。つまり、模試の偏差値が少し届かなくても、内申点をしっかり積み上げていれば十分チャレンジできる学校があるということです。
内申を上げるためにまず取り組みたいのは「定期テストの底上げ」と「提出物・授業態度の徹底」です。5教科だけでなく副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)も含めた9教科の評定が内申点に反映されます。副教科は実技の比重が高いため、授業参加の姿勢や提出物で差をつけることができます。当塾でも、定期テスト前に5教科の対策を丁寧に組み立てながら、副教科の提出課題の確認もフォローするよう気をつけています。
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あざみ野・すすき野から通える公立高校9校(偏差値目安50前後)
以下の9校は、いずれも青葉区・麻生区・宮前区エリアから通学圏内として検討できる高校です。偏差値目安は参考値であり、入試年度・選抜方式によって異なります。

住吉高校(川崎市中原区・元住吉駅/偏差値目安54)
中原平和公園内の緑豊かな環境に立地する共学校です。体育祭・文化祭(羽月祭)・合唱コンクール・年3回の球技大会など行事が非常に盛んで、高校生活を充実させたい方にとって魅力的な学校です。チアリーディング部が全国で活躍しており、陸上部はインターハイ出場実績もあります。進学は私立大学を中心に4年制大学への進学者が多い傾向にあります。最新実質倍率は1.44と、このエリアの中では競争率がやや高めです。
岸根高校(横浜市港北区・新横浜駅/偏差値目安54)
スクールテーマに「文化」を掲げ、落ち着いた校風が特徴です。2年次以降に科目選択の幅が広がる点が魅力で、自分の興味に合わせた学びが可能です。男子バレー部は全国ベスト8の実績を持ちます。進学実績では神奈川大・専修大・GMARCHなどへの合格者が見られます。実質倍率は1.47と、住吉高校と並んで競争率が高めであることを念頭に置いて準備しましょう。
市立高津高校(川崎市高津区・武蔵溝ノ口駅/偏差値目安52)
溝の口駅から近く、アクセスの良さが大きな強みです。国際社会・福祉貢献を掲げた教育方針のもと、ICT教育にも力を入れています。合唱・吹奏楽・ソフトボールなどが県大会・全国大会で活躍しており、部活動も活発です。進学は神奈川大・専修大・駒澤大など私大中心。実質倍率1.22と比較的落ち着いており、内申点と学力を着実に積み上げることで手が届きやすい学校のひとつです。
荏田高校(横浜市都筑区・江田駅/偏差値目安51)
江田駅から通えるアクセスのよさと、旧体育コースの伝統を引き継いだ活気ある校風が特色です。陸上・バレー・ハンドボール等が全国・関東大会で活躍し、文武両道を目指す生徒に向いています。文化祭「青群祭」・体育祭・マラソン大会と行事も充実しています。四年制大学進学が中心で、国公立・私大の両方に進学者がいます。実質倍率は1.27です。

霧が丘高校(横浜市緑区・青葉台駅/偏差値目安48)
青葉台駅からアクセスできる共学校で、生徒参加型授業と地域連携を重視する落ち着いた雰囲気が魅力です。生徒の約7割が部活動に参加しており、吹奏楽・女子バスケットボールが活発です。文化祭「霧高祭」やクラスマッチも盛り上がりを見せます。大学進学が約6割・専門学校が約2割という進路構成で、面倒見のよさも評判です。実質倍率1.14と比較的穏やかで、内申点を丁寧に積み上げた生徒にとってチャレンジしやすい環境です。
麻生高校(川崎市麻生区・新百合ヶ丘駅/偏差値目安48)
新百合ヶ丘駅から通える立地で、国際理解教育を推進する明るく自由な校風が特徴です。チアリーディング部・文芸部が全国大会出場実績を持ち、文化祭「鴻志祭」をはじめとする行事も活発です。卒業生の約8割が大学・短大へ進学しています。英語・国際系の活動に関心がある生徒にとって魅力的な選択肢です。実質倍率は1.0と落ち着いており、内申点がしっかり取れていれば安定して勝負できる学校です。
二俣川高校(横浜市旭区・二俣川駅/偏差値目安45)
神奈川県内唯一の看護・福祉専門校として知られ、普通科のほかに看護科・福祉科を設置しています。「看護の心・福祉の心・奉仕の心」を教育理念に掲げ、看護・医療・福祉系の大学・短大・専門学校への指定校推薦が多数あります。将来の方向性が明確な生徒には非常に強みになる学校です。部活動・生徒会行事も活発で、地域との交流が充実しています。実質倍率は1.0です。
川崎北高校(川崎市宮前区・宮前平駅/偏差値目安45)
情報教育・部活動・国際理解を三本柱とする穏やかで落ち着いた校風の学校です。2年次から文系・理系に分かれ、3年次には選択科目が豊富に用意されています。写真部が全国大会出場、美術部が受賞歴を持つなど、文化系の部活動も充実しています。宮前平駅から通えるため、新百合ヶ丘・たまプラーザエリアからも通学圏内です。実質倍率は1.06です。
百合丘高校(川崎市多摩区・百合ヶ丘駅/偏差値目安45)
人権・国際理解教育を大切にしながら、ダンス部・チアリーディング部が全国レベルで活躍する活発な学校です。生徒の参加率は約7割と高く、「やまゆり観賞会」など特色ある行事も実施しています。進学は明治・中央・駒澤大など、大学・専門学校が中心です。自由で生徒主体の校風を好む生徒に向いています。実質倍率は1.04です。

内申と模試の点数を合わせて合格可能性を確認しよう
紹介した9校は、偏差値目安45〜54の幅に収まる中堅校です。この帯の学校こそ、内申点の積み上げが合否を左右しやすいゾーンです。模試の偏差値が目安より少し下でも、内申点が高ければ十分に可能性があります。逆に、模試の点数が高くても内申点が低い場合はリスクが生じることもあります。
神奈川県公立高校の合格可能性は、内申点と模試得点を組み合わせて確認するのが一番です。神奈川 公立高校 合格判定・倍率ツールを使うと、現在の内申点と模試結果から各校の合格可能性の目安を無料でチェックできます。また、公立志望校と並行して私立の併願校もしっかり固めておくことが大切です。私立高校さがしも、ぜひ活用してみてください。
合格に向けた学習ステップ:内申を上げながら模試得点も伸ばす
中堅公立校を目指すうえで特に意識してほしいのは、「内申対策と入試対策を同時に進める」という視点です。定期テストで高得点を取ることは内申アップに直結しますが、それだけでなく入試本番に向けた「実力」も育てておく必要があります。
具体的には、中学2年生の段階から以下の3点を意識して取り組むことをおすすめします。第一に、定期テスト2週間前から範囲を絞り込んだ計画を立てること。第二に、テスト後に必ず「解き直し」を行い、同じミスを繰り返さない習慣をつけること。第三に、模試を定期的に受けて自分の立ち位置を客観的に把握することです。
なお、2021年度の学習指導要領改訂以降、英語では語彙数が大幅に増加し、仮定法・現在完了進行形などが中学内容として加わりました。英語の入試問題は長文・記述の比重が増えており、単語の暗記だけでなく「読んで理解し、書いて表現する」力が問われます。中学3年生になってから慌てないよう、2年生のうちから英語の語彙力と長文読解の練習を積み重ねておくことが重要です。

あざみ野・すすき野エリアから公立高校を目指すために
今回ご紹介した9校は、あざみ野・すすき野・たまプラーザ・新百合ヶ丘エリアから現実的に通学を検討できる公立中堅校です。それぞれに異なる個性・強みがあり、「部活を頑張りたい」「国際系の教育を受けたい」「専門的な資格につながる学校に進みたい」など、お子さんの希望に合わせて選ぶことができます。
大切なのは、今の内申点と模試の得点を正直に把握し、そこから逆算して何をいつまでに仕上げるかを計画することです。中3の秋以降に「もっと早く始めればよかった」と感じる生徒さんが多いのも事実です。内申点は今の学期から積み上げられるもの。まず目の前の定期テストを1点でも多く取ることが、高校受験への最短ルートです。
当塾でも、志望校に合わせた内申の取り方や、定期テスト対策の進め方を生徒一人ひとりと一緒に考えながら取り組んでいます。この記事が、学校選びと学習計画の参考になれば嬉しいです。

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