こんにちは!MySTEPスタッフの石川です。
「普通科ではなく、専門的なことを高校から学びたい」「工業・商業・国際・芸術など、自分の興味に合った学科がある公立高校を探している」というご相談を、あざみ野・すすき野エリアの保護者の方や中学生からよくいただきます。神奈川県・横浜市・川崎市には、普通科以外の特色ある専門学科を持つ公立高校が数多くあります。今回は、あざみ野・すすき野・たまプラーザ・新百合ヶ丘エリアからもアクセスしやすい学校を中心に、工業・商業・国際・芸術・理数など多彩な専門学科の公立高校を10校まとめてご紹介します。
なお、偏差値・倍率・部活実績などは年度によって変動します。最新情報は必ず各校の公式ホームページでご確認ください。
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理数・国際系の専門学科公立高校
市立横浜サイエンスフロンティア高校(偏差値目安 71/鶴見小野駅)
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定を受けた理数専門校で、「知の探究」を掲げ先端科学と国際性を重視しています。単位制・理数科で、中高一貫教育も実施。自然科学部・天文部・航空宇宙工学部など理系部活が充実しており、カナダ姉妹校との交流やマレーシア海外研修など国際的な経験も積めます。国公立・難関私大・医学部を志す理系生徒にとって魅力的な選択肢です。偏差値目安は71と高く、最新実質倍率は1.47となっています。
横浜国際高校(偏差値目安 65/弘明寺駅)
神奈川県立唯一の国際科を持ち、国際バカロレア(IB)認定校でもあります。英語に加えて第2外国語を6言語から学べる環境で、帰国生・留学生も多く国際交流が日常的です。海外大学への進学や東京外国語大学など難関大進学にも強く、グローバルなキャリアを描く生徒に向いています。課題研究発表など探究型の学びも充実しています。

神奈川総合高校(偏差値目安 67/東白楽駅)
個性化コース・国際文化コースの単位制普通科に加え、舞台芸術科を持つ個性豊かな学校です。主体的に科目を選んで学ぶスタイルで、横浜国大・都立大などの国公立や早慶上智・GMARCHへの進学実績もあります。ミュージカル&演劇部・吹奏楽部・ダンス部など文化系部活も活発で、最新実質倍率は1.65と人気の高さが伺えます。「自分らしく学びたい」という生徒に特に向いている環境です。
商業・工業系の専門学科公立高校
市立横浜商業高校(偏差値目安 57/南太田駅)
明治創立140年超の伝統校「Y校」として知られる商業専門高校です。商業科・国際学科・スポーツマネジメント科の3学科があり、簿記・情報処理などの資格取得に力を入れています。推薦進学・公務員・就職と進路が多様なのが特徴で、来場者1万人規模のY校祭も名物行事です。硬式野球部の甲子園出場実績など部活も盛んです。
市立川崎総合科学高校(偏差値目安 54/川崎駅)
工業5学科(情報工学科・総合電気科・電子機械科・建設工学科・デザイン科)と科学科を持つ、ものづくりと科学の実学専門高校です。科学科は理工系難関大への進学率が高く、工業各科は就職・進学の両方に対応しています。吹奏楽部が東関東大会、バドミントン部がインターハイ、写真部が全国大会へ出場するなど部活も充実しています。
神奈川工業高校(偏差値目安 48/東白楽駅)
神奈川県内最古の歴史を持つ伝統工業高校で、機械科・電気科・建設科・デザイン科の4学科があります。「神工STEAM教育」を掲げ産学連携も活発で、次世代のテクノロジストを育成しています。就職に強い一方、工業系大学・専門学校・産業技術短大への進学ルートも整っています。産業教育フェアでの作品・研究発表など実践的な行事も魅力です。

芸術・音楽・総合系の専門学科公立高校
市立戸塚高校(偏差値目安 60/踊場駅)
1928年創立の市立校で、普通科に加えて音楽コースを設置しているのが大きな特色です。音楽コースは音大・教育・保育系への進路を目指す生徒に向いており、吹奏楽部が東関東大会に連続出場するなど音楽の伝統が根付いています。最新実質倍率は1.06とやや落ち着いており、じっくり学校を選びたい家庭にも検討しやすい学校です。
上矢部高校(偏差値目安 48/戸塚駅)
普通科と美術科を持つ県立高校で、美術教育に特化した環境が整っています。美術・陶芸系のコンクールで受賞実績があり、美術科・美術陶芸コースの作品を展示する「上矢部展」は学校の名物行事です。四年制大学・美術系大学・専門学校と幅広い進路に対応しており、絵を描くことやものをつくることが好きな生徒に向いています。

市立みなと総合高校(偏差値目安 58/石川町駅)
約100科目の中から自分で時間割を組む単位制の総合学科で、文化・生活・科学・社会・情報・国際・ビジネスの5系列から学びを選べます。「自律・共創・挑戦」を掲げる自由な校風で、横浜国立大や難関私大への合格実績もあります。チアダンス部が全国大会に出場するなど部活も活発で、横浜市中区という立地から交通アクセスも良好です。
市立橘高校(偏差値目安 59/向河原駅)
普通科・国際科・スポーツ科の3学科を持つ伝統校で、勉強と部活・行事の両立を重んじる活気ある校風が特徴です。GMARCH・日東駒専など私立大学への進学者が多く、国際科では2年生が全員オーストラリア研修に参加します。陸上・男女バレー・剣道・水泳・吹奏楽など多くの部活が全国レベルの実績を持っています。

専門学科を選ぶ際に押さえておきたい受験の注意点
専門学科の入試では、普通科とは異なる点がいくつかあります。まず、学校によっては「特色検査」や「面接」「実技検査」が課される場合があります。市立横浜サイエンスフロンティア高校のように特色検査の配点が大きい学校では、学力検査の得点だけでなく思考力・表現力が問われる問題への対策が必要です。また、神奈川国際高校や神奈川総合高校のように単位制の学校は、入学後の学び方も普通科とかなり異なります。
内申点(調査書)の扱いも学校ごとに異なり、専門学科によっては実技4教科の内申を重視する傾向があります。志望校の選抜方法を早めに調べ、内申と学力検査の両方をバランスよく仕上げることが大切です。内申と模試の点数から合否の目安を確認したい方は、神奈川 公立高校 合格判定・倍率ツールを活用してみてください。専門学科の公立高校と並行して私立高校の併願先も検討したい場合は、私立高校さがしも参考になります。
2021年度の新学習指導要領全面実施以降、神奈川県公立高校の入試では記述・論述問題が増加し、思考力や表現力を問う出題が目立つようになっています。特色検査を課す学校を受験する場合は、この傾向への対応が合否を左右することもあります。
あざみ野・すすき野から専門学科公立高校の受験を目指すために
今回ご紹介した10校は、工業・商業・国際・理数・芸術・音楽・総合学科と、それぞれ全く異なる強みを持っています。「偏差値が高いから」「家から近いから」だけで選ぶのではなく、その学科で何を学ぶのか、卒業後にどんな進路があるのかをご家庭でしっかり話し合うことが、進路選択の第一歩です。
専門学科の受験対策では、まず内申点の土台を固めることが最重要です。特に実技4教科(音楽・美術・技術家庭・保体)の内申は、専門学科入試で比重が高い傾向があります。定期テストで実技教科の提出物や授業態度を丁寧にこなすことが、成績アップへの近道です。また、学校説明会や個別相談会に足を運んで実際の雰囲気をつかむことも、志望校を絞り込む上でとても有効です。
当塾では、志望校に応じた特色検査対策や、内申点の底上げを意識した定期テスト対策を大切にしています。専門学科を目指す生徒が「この学校でこれを学びたい」という目標を持つと、学習への取り組み方が変わることをMySTEPのスタッフも日々実感しています。ぜひ今回の記事を、お子さんとの進路の話し合いのきっかけにしていただければと思います。
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