すすき野中学校の定期テスト対策|国語の出題傾向と勉強法

こんにちは!MySTEPスタッフの石川です。

MySTEPでは、すすき野中学校の定期テストを2015年度から10年分以上にわたって収集・分析しています。問題用紙だけでなく、解答用紙・採点表まで保有しているため、「どの観点に何点かかっているか」まで数字で把握しています。この記事では、その分析をもとに、すすき野中学校の国語について「何が問われているのか」「どう準備すればいいのか」を学年別・先生別に具体的にお伝えします。青葉区のすすき野・あざみ野・たまプラーザ・新百合ヶ丘エリアで、テスト前に何をすればいいか迷っている中学生・保護者の方にぜひ読んでいただきたい内容です。

この記事で分かること(すすき野中学校・国語)

  • 学年が上がるほど思考・判断・表現の比重が増えます。1年約47:52、2年約51:49、3年約41:59
  • 1年生は漢字・部首・熟語・詩の読解と表現技法、2年生は文学的文章と説明的文章の読解、3年生は論説文の読解が中心
  • 出題形式は全学年で選択と記述が混在します
  • 3年生は論旨の把握と、筆者の主張を自分の言葉にする力が問われます

すすき野中学校 国語の全体的な特徴

10年分以上のデータをもとに直近の2024年度(12回分)を詳細に分析した結果、すすき野中学校の国語には学年によって出題の「重心」が大きく異なるという特徴があります。単純に「漢字を覚えて、読解の練習をすればいい」という話ではなく、学年ごとに力を入れるべきポイントが明確に違います。まず下の一覧表で全体像をつかんでください。

学年 担当 主な出題分野 観点別配点 出題形式 優先すべき対策
1年 T先生 漢字・部首・熟語・詩の読解・表現技法 知識47%/思考52% 選択と記述が混在 漢字の構造理解+教科書掲載詩の精読
2年 N先生・Y先生 文学的・説明的文章読解、熟語・語句知識 知識51%/思考49% 選択と記述が混在 本文根拠の記述力+語句・熟語の体系整理
3年 T先生・Y先生 説明的文章(論説文)読解・抜き出し・記述 知識41%/思考59% 選択と記述が混在 論旨の把握+筆者の主張を言語化する練習

表を見て気づいていただけると思いますが、学年が上がるにつれて「思考・判断・表現」の比重が増えていきます。1年生は知識と思考がほぼ拮抗していますが、3年生になると思考・判断・表現が約6割を占め、「暗記だけでは得点できない」構造になっています。この違いを理解した上で、学年別の対策を立てることが重要です。

担当先生別の出題傾向を知る

すすき野中学校の国語は担当の先生によって出題の切り口が異なります。直近の2024年度を分析すると、年間を通じて複数の先生がそれぞれの学年・テストを担当していることがわかります。先生ごとの傾向を事前に把握しておくことは、限られた準備時間を効率よく使う上で非常に有効です。

T先生の傾向

2024年度の12回のテストのうち、T先生は1年生・3年生の複数回を担当しています。1年生のテストでは漢字の読み書き・部首・熟語・詩の読解・表現技法が繰り返し出ています。3年生のテストでは、説明的文章(論説文・説明文)の読解が中心で、傍線部の内容説明・選択問題・本文からの語句や表現の抜き出しという設問パターンが見られます。

N先生の傾向

2024年度の前期中間テストで2年生を担当しています。説明的文章と文学的文章の読解を軸に、漢字・熟語・語句知識も幅広く出題する構成が特徴的です。直近の2024年度前期中間(2年生)では大問5問構成と問題数が多く、漢字・語句から文法・古典・詩歌・文学的文章・説明的文章まで国語の各分野を網羅するような形になっています。

Y先生の傾向

2024年度の前期期末・学年末を担当しています。説明文の読解に加え、語彙(対義語・類義語・多義語)・短歌・詩の鑑賞が出ているのがY先生の特徴です。語彙の問題では単純な言葉の意味だけでなく、言葉どうしの関係性(対義・類義・多義)という視点からの出題があるため、語句を体系的に整理しておくことが有効です。

1年生の出題構成と対策

1年生の担当はT先生です。直近の2024年度を見ると、前期中間テストは大問3問・100点満点で構成されていました。具体的には、大問1が漢字の読み書き(ひらがな・カタカナから漢字に変換)で20点・10問、大問2が漢字の部首・熟語・共通部首で40点・21問、大問3が詩の読解(教科書掲載詩2編)で40点・8問という内訳です。

配点の観点を見ると、1年生は知識・技能が約47%、思考・判断・表現が約52%(4回分の平均)です。知識と思考がほぼ半々の構造であり、漢字・語句の知識を固めつつ、詩の読解で記述点を取れるかが勝負になります。

【実際の出題例】2024年度 すすき野中学校 前期中間テスト(1年生)

すすき野中学校2024年度前期中間テスト(1年生・国語)の大問2 問2では、複数の漢字に共通する部首を見つけ出し、熟語を完成させる問題が出題されました。例えば「団・困・囲」に共通する部首(くにがまえ)を見つけ、そこから熟語を作るという形式です。漢字の読み書きができるだけでは対応しきれず、「この漢字はなぜこの形をしているのか」という構造への理解が問われます。単純な書き取り練習だけでなく、部首ごとに漢字をグループ分けして覚える学習が有効です。

1年生の具体的な勉強法

大問2が40点と最も配点が高く、ここで差がつきやすい構成です。部首・熟語の対策として、教科書の「言葉の力」や漢字ページに載っている部首の一覧を繰り返し確認し、漢字をグループとして把握する習慣をつけましょう。「同じ部首を持つ漢字を集める」というアプローチが、この形式の問題に直結します。

大問3の詩の読解は、教科書に掲載されている詩2編が出題されています。詩の読解で点を落とすパターンは「詩を何となく読んでいる」場合です。表現技法(比喩・反復・倒置・擬人法など)の名称と定義を覚えた上で、「この詩のどの部分がどの技法にあたるか」まで確認しておくと得点につながります。授業中に先生が指摘した表現には特に注目してください。

また、学校で配られる朝学習のプリントや課題プリントは捨てずに保管しておくことをお勧めします。テスト前にそれらを見直すことで、授業中に扱った内容を効率よく復習できます。

2年生の出題構成と対策

2年生は前期中間をN先生、前期期末・学年末をY先生が担当しています。直近の2024年度前期中間テスト(N先生担当)は大問5問・100点満点で、大問1が漢字・語句(熟語の構成・矢印記号)で20点・5問、大問2が文法・言語知識で15点・4問、大問3が古典・詩歌で15点・4問、大問4が文学的文章の読解(物語・ぐうちゃんへの手紙)で25点・6問、大問5が説明的文章の読解(クジラと水分に関する説明文)で25点・5問という構成でした。文学的文章と説明的文章の両方が出題され、記述式と選択式をバランスよく組み合わせた標準的な構成です。

配点の観点では、2年生は知識・技能が約51%、思考・判断・表現が約49%です(2024年度の解答用紙のうち、採点表を確実に読み取れた1回分をもとにしています)。1年生に比べると知識の比重がやや下がり、読解・記述の重要性が増してきます。

【実際の出題例】2024年度 すすき野中学校 前期中間テスト(2年生)

すすき野中学校2024年度前期中間テスト(2年生・国語)の問八では、本文中から28文字の条件に合う箇所を2か所抜き出し、それぞれ「最初の5文字」と「最後の5文字」を答えるという形式の問題が出題されました。さらに手紙の内容からも別途抜き出しを行う、多段階構成の設問です。単純に「それっぽい箇所を見つける」だけでは通用せず、文字数を正確に数えながら条件を満たす箇所を特定する力が求められます。本文と手紙という2つの文章を行き来しながら情報を整理する練習が重要です。

2年生の具体的な勉強法

まず語句・知識分野の対策として、熟語の構成(「上の字が下の字を修飾する」「主語と述語の関係」など)のパターンを整理しておきましょう。N先生のテストでは矢印記号を使った熟語の構成の問題が出ているため、各パターンの典型例を3〜5語ずつ書き出して確認するのが効果的です。Y先生担当回では対義語・類義語・多義語が出るため、語句をセットで覚える習慣をつけると対応の幅が広がります。

読解(大問4・大問5)については、「本文のどこに書いてあるか」を必ず確認する習慣が重要です。2年生の記述問題では「本文の言葉を使って答える」形式が多く、自分の言葉で書こうとすると的が外れてしまいがちです。解答の根拠となる箇所に線を引いてから書き始める練習を繰り返してください。

古典・詩歌(大問3)については、授業で扱った本文と現代語訳の対応関係を確認しておくことが基本です。暗記というより「どの言葉がどの意味に対応しているか」を理解することが、本番での得点に直結します。

3年生の出題構成と対策

3年生の担当はT先生とY先生です。直近の2024年度前期中間テスト(T先生担当・3年生)は、大問1問・100点満点という構成でした。大問1は説明的文章の読解(論説文・野生動物とゴリラに関するエッセイ)で、配点100点・設問2問という大胆な構成です。

配点の観点では、3年生は知識・技能が約41%、思考・判断・表現が約59%です(2024年度の解答用紙のうち、採点表を確実に読み取れた2回分をもとにしています)。3学年の中で最も思考・判断・表現の比重が高く、得点の6割近くがこの観点から出ています。漢字や語句の知識問題で稼ごうとする戦略だけでは限界があり、論説文を読んで筆者の主張を自分の言葉で整理する力が不可欠です。

【実際の出題例】2024年度 すすき野中学校 前期中間テスト(3年生)

すすき野中学校2024年度前期中間テスト(3年生・国語)の大問6では、ゴリラの行動に関する論説文を読み、「ドラミング」の意味や人間による誤解・「物語」という言葉が文中でどのような意味で使われているかを問う問題が出題されました。設問形式は記号選択・語句抜き出し・記述が混在しています。「物語」という言葉が日常的な意味ではなく、筆者が特定の文脈で使う比喩的な意味を持っているため、前後の文脈をていねいに読み解かないと正解にたどり着けません。具体例(ゴリラの行動)と筆者の抽象的な主張をどう結びつけるかが問われており、3年生らしい高い思考力が求められる設問です。

3年生の具体的な勉強法

論説文の読解では、「具体例」と「筆者の主張(抽象的な結論)」を分けて読む意識が重要です。2024年度のゴリラの論説文を例にとると、ゴリラの行動についての具体的な描写は「何を言いたいための例か」と問いながら読む必要があります。段落ごとに「ここは具体例」「ここが主張」という仕分けを鉛筆で書き込みながら読む練習を繰り返すことで、傍線部の内容説明問題に対応できる力がつきます。

抜き出し問題については、文字数や始まりの言葉などの条件を正確に守ることが得点の前提です。条件を確認せずに答えを書いてしまう失点パターンが多いため、「設問の条件を先に確認してから本文を探す」という順番を習慣にしてください。

2021年度の学習指導要領の改訂以降、中学国語では記述・論述問題が増える方向が全国的に続いています。すすき野中学校の3年生の出題もこの流れに沿っており、「思考・判断・表現が約59%」という数字はその表れです。暗記型の対策から早めに切り替え、「書いて整理する」練習を日常的に取り入れることが、3年生の国語では特に大切です。

学年を問わず使える対策:プリントの保管と見直し

学年に関わらず、すすき野中学校の国語では学校で配られる朝学習プリント・課題プリント・小テスト等からの出題が見られます。テスト範囲が発表されてから慌ててプリントを探すのではなく、配られたときから捨てずに保管しておき、テスト前にまとめて見直せる状態にしておくことが得点に直結します。特に語句・文法・古典に関するプリントは、そのまま設問のヒントになることがあるため、授業中に書き込んだメモごと保管しておくことをお勧めします。

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このデータについて

対象
すすき野中学校(横浜市青葉区)の国語の定期テスト
対象年度
2015年度〜2025年度(11年分)
収集範囲
すすき野中学校の国語の定期テスト126回分すべて(1年生・2年生・3年生の前期中間/前期期末/後期中間/学年末)
資料
在籍生・卒塾生からお預かりした問題用紙と解答用紙(採点表つき)。学校が公表している資料ではありません
集計方法
大問ごとに出題単元を分類し、学年別・年度別に頻度を集計。観点別の配点は解答用紙の採点表に印字された観点ごとの配点を合算して比率に直しています
最終更新
2026年8月7日
注意点
担当の先生が異動すると傾向は変わります。また2021年度から新しい学習指導要領が全面実施され、それ以前の回とは扱う単元が一部異なります。学校から配布されるテスト範囲表と必ず照らし合わせてください

収集している過去問の全体像は 過去問データの分析方法 にまとめています。

すすき野中学校の国語で着実に点数を上げるために

この記事でお伝えしたことを整理します。

すすき野中学校の国語は、学年によって「何が得点源になるか」が明確に異なります。1年生は知識・技能が約47%・思考・判断・表現が約52%と拮抗しており、漢字の構造理解と教科書掲載詩の精読が両輪です。2年生は知識が約51%・思考が約49%で、語句・熟語の知識に加え、本文根拠を持つ記述力が求められます。3年生は思考・判断・表現が約59%と最も高く、論説文を読んで筆者の主張を整理・記述する力が勝負の鍵です。

また、T先生・N先生・Y先生それぞれで出題の切り口が異なるため、「自分の担当はどの先生か」を確認した上で対策を組み立てることが重要です。MySTEPでは10年分以上の過去問をもとに先生別の傾向を把握しており、そこから見えてくる「問われ方のパターン」を対策に活かしています。家庭学習でも、「先生がこれまでどんな問題を出してきたか」を意識して教科書やプリントを見直すだけで、準備の精度が大きく変わります。

漢字の暗記・部首の整理・語句の体系的な学習・論説文の精読と記述練習、これらを「自分の学年に必要なものから優先する」という視点で取り組んでみてください。すすき野・あざみ野・たまプラーザ・新百合ヶ丘エリアの中学生の皆さんにとって、この記事が次のテスト対策の出発点になれば幸いです。

※この記事の配点・出題形式の数値は、直近2024年度の12回分(問題用紙・解答用紙・採点表)を精査したものです。MySTEPではすすき野中学校の過去問を10年分以上保有し、継続して分析しています。

✍ この記事を書いた人|石川(MySTEPスタッフ)

指導実績10年|資格:教員免許

【指導科目】小学生:英語・算数・国語・理科・社会/中学生:英語・数学・国語・理科・社会/高校生:英語・数学(ⅠA/ⅡB/ⅢC)・国語(現代文/古典/漢文)・理科(物理・化学・生物)

▶ プロフィール詳細

すすき野中学校・国語についてよくある質問

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Q
すすき野中学校の国語は、学年で何が違いますか?
A. 1年生は漢字・部首・熟語・詩の読解と表現技法、2年生は文学的文章と説明的文章の読解に熟語・語句の知識、3年生は説明的文章(論説文)の読解・抜き出し・記述が中心です。学年が上がるにつれて記述の比重が増えます。
Q
1年生の対策は何を優先すればよいですか?
A. 漢字の構造理解と、教科書に載っている詩の精読です。知識・技能が約47%、思考・判断・表現が約52%と拮抗しているため、漢字だけ・読解だけに偏らず両輪で進めてください。部首や熟語の成り立ちまで理解しておくと、初見の語にも対応できます。
Q
3年生で差がつくのはどこですか?
A. 論説文で筆者の主張を言語化できるかどうかです。3年生は思考・判断・表現が約59%を占め、抜き出しと記述が中心になります。段落ごとの役割をつかみ、筆者が何を言いたいのかを自分の言葉でまとめる練習が有効です。
Q
先生によって出題は変わりますか?
A. 変わります。当塾の分析では、担当の先生ごとに漢字・語句を厚く出す回と、本文の根拠を示す記述を厚く出す回がありました。ただし先生が異動すると傾向も変わるため、毎年その年の出題を確認し直しています。