王禅寺中央中学校の定期テスト対策|国語の出題傾向と勉強法

こんにちは!MySTEPスタッフの石川です。

今回は、横浜市青葉区・川崎市麻生区エリアに位置する王禅寺中央中学校の定期テスト・国語について、出題傾向と具体的な勉強法をお伝えします。MySTEPでは王禅寺中央中学校の定期テストを10年分以上にわたって収集・分析しています。問題用紙だけでなく解答用紙・採点表まで保有しているため、「どの分野が何点分か」「観点別の配分がどう変わるか」まで踏み込んでお伝えできます。この記事もその分析をもとに書いています。ぜひ定期テスト前の学習計画に役立ててください。

この記事で分かること(王禅寺中央中学校・国語)

  • 1年生は知識・技能が約89%。漢字・送り仮名・語句の知識が得点のほとんどを占めます
  • 3年生は知識・技能が約71%。漢字で点を固めたうえで、俳句・季語・読解で差がつきます
  • 出題形式は全学年で選択と記述が混在します
  • 配られたプリントから出題されることがあるため、保管が対策になります

王禅寺中央中学校 国語定期テストの全体的な特徴

直近の2024年度を見ると、1回のテストあたりの平均大問数は約3.7問。大問数は少なめですが、漢字・語句の知識問題と読解問題がセットになった構成がほとんどで、「知っている」と「読める」の両方が求められます。出題形式は選択と記述の混在型で、全学年を通じてマークシート一辺倒ではありません。記述で自分の言葉を書く練習も欠かせません。

担当先生はイニシャルでT先生・M先生の2名体制。1年生と3年生はT先生、2年生はM先生が担当しています(2024年度実績)。先生によって出題の重点が異なるため、自分の担当先生がどちらかを把握したうえで対策を立てることが大切です。

以下の表で、学年ごとの特徴を一目で確認してください。

学年 担当 主な出題分野 観点別配点(目安) 出題形式 優先すべき対策
1年 T先生 漢字・送り仮名・詩の読解 知識89%/思考11% 選択+記述混在 漢字・語句を確実に/詩の構造理解
2年 M先生 漢字・熟語・古文・説明文 知識43%/思考57% 選択+記述混在 知識と読解をバランスよく
3年 T先生 漢字・俳句・季語・文章読解 知識71%/思考29% 選択+記述混在 漢字で点を固め読解でも稼ぐ

表を見て最初に気づくのは、学年によって「知識」と「思考・判断・表現」の比重が大きく異なるという点です。1年生は知識・技能が約9割を占めるのに対し、2年生は知識と思考がほぼ半々、3年生は知識が7割を占めつつも思考・判断が3割近くに上がります。同じ「国語の定期テスト」でも、学年が変わると求められる力の質が変わるため、対策の力点も変える必要があります。

学年別・先生別の出題傾向を詳しく見る

1年生(T先生担当):知識問題が得点の核心

1年生のテストは、知識・技能が約89%を占めるという際立った特徴があります(2024年度・複数回分の平均)。満点は回により異なりますが、割合で見るとこの傾向は安定しています。つまり、漢字の読み書き・送り仮名・語句の意味を固めることが、得点の大部分を左右する構造です。思考・判断・表現の比重は約11%にとどまるため、まず知識の網羅から始める戦略が合理的です。

直近の2024年度を見ると、前期中間テストでは大問が3問構成で、大問1(漢字・語句)が20点・20問、大問2と大問3がそれぞれ詩の読解で各40点という配分でした。漢字で確実に20点を取りつつ、詩の読解80点分でどれだけ稼げるかが勝負になります。

T先生のテストでは、詩の教材を使った読解が大きなウェイトを占めます。「詩を読む」というと感覚的なイメージを持ちがちですが、実際に問われるのは詩の構造・言葉の対応・繰り返し表現の役割といった、分析的に読む力です。

【実際の出題例】2024年度 王禅寺中央中学校 前期中間テスト(1年生)

王禅寺中央中学校2024年度前期中間テスト(1年生・国語)の過去問では、大問2の問二で「朝のリレー」(谷川俊太郎)を題材にした読解問題が出題されました。詩中の空欄AとBに入る言葉を文中から探す設問と、傍線部「朝がはじまっている」と同様の意味を表す言葉を詩の中から十二字で探す設問の2問構成でした。単純な暗記では対応できず、詩の言葉の対応関係や繰り返し表現に注目しながら文脈から言葉を抜き出す力が問われています。谷川俊太郎の詩は教科書に掲載された有名作品ですが、「なんとなく読んだことがある」では太刀打ちできません。詩の構造(連の分かれ方・言葉の繰り返しパターン)を整理して頭に入れておくことが重要です。

この例が示すように、T先生の詩の問題は「本文中から〇字で抜き出せ」という形式が多く、字数指定を満たしながら正確な箇所を見つける練習が欠かせません。授業で扱った詩は、本文を音読しながら「どの言葉がどの言葉と対応しているか」を線でつなぐ作業を繰り返すと効果的です。

2年生(M先生担当):読解の記述が半分以上を占める

2年生は知識・技能が約43%、思考・判断・表現が約57%(2024年度の4回分の解答用紙の配点を合算した比率)で、読解の記述が半分以上を占めるという、1年生とは大きく異なる配分になっています。満点も回により異なります。漢字・語句の知識だけでなく、古文や説明文の読解でも着実に点を取れなければ高得点は難しい構造です。

近年の例として2024年度では、前期中間テストが大問5問・100点満点という構成でした。大問1(漢字の読み書き20点)・大問2(文法・語句知識20点)・大問3(古文「枕草子」20点)・大問4(説明文読解20点)・大問5(熟語の構成20点)と、各大問が均等に20点という整った配点です。どの大問も同じ比重を持つため、「苦手な古文だけ捨てる」という戦略は大きなリスクになります。

M先生の特徴として、熟語の構成・語句知識に関する問題が毎回のように登場します。単純な漢字の読み書きにとどまらず、「この熟語はどのような構造で成り立っているか」を問う出題があります。

【実際の出題例】2024年度 王禅寺中央中学校 前期中間テスト(2年生)

王禅寺中央中学校2024年度前期中間テスト(2年生・国語)の過去問では、大問5の問3で5字以上の熟語(「緊急地震速報」「東京特許許可局」など)を意味のまとまりで分解し、斜線で切れ目を示す問題が出題されました。「緊急地震速報」であれば「緊急/地震/速報」のように分解する形式です。「東京特許許可局」のように日常でも目にする言葉が取り上げられる点が特徴で、なんとなく知っている言葉でも「どこで区切るか」を論理的に考えないと正解できません。2音節・3音節のまとまりがどこで意味を持つかを意識して熟語を覚えることが、この種の問題への最短の準備です。

また、古文(枕草子)もM先生のテストで安定して登場する分野です。枕草子は「春はあけぼの」から始まる有名な章段ですが、テストでは現代語訳・語句の意味・内容把握が問われます。授業で配られた現代語訳のプリントと語句の一覧を丁寧に見直しておくことが、古文対策の第一歩です。

3年生(T先生担当):漢字が得点の土台、俳句・読解で差がつく

3年生は知識・技能が約71%、思考・判断・表現が約29%という配分です(満点100点・2024年度複数回分の平均)。1年生ほど知識偏重ではありませんが、それでも知識が7割を占めるため、まず漢字・俳句の知識を固めてから読解対策に移るというステップが効率的です。

2024年度前期中間テストでは、大問1が漢字の読み書き32点・20問、大問2が俳句・文学的文章読解36点・10問、大問3が説明的文章読解32点・8問という構成でした。漢字だけで32点分を占めており、ここを落とすと他の大問で取り返すのが難しくなります。

【実際の出題例】2024年度 王禅寺中央中学校 前期中間テスト(3年生)

王禅寺中央中学校2024年度前期中間テスト(3年生・国語)の過去問では、大問1の問二で①〜⑳の20問にわたる漢字問題が出題されました。読み仮名と漢字への書き換えが混在しており、「凄惨(せいさん)」「渺茫(びょうぼう)」といった難度の高い語彙も含まれています。この大問だけで32点を占めるため、テスト全体の得点を安定させるうえで最も重要なパートです。教科書の本文に登場する漢字は漏らさず書けるようにし、難しい読み仮名は声に出して繰り返し確認する習慣をつけておくと、得点の底上げにつながります。

3年生はT先生担当で、俳句と季語の知識も毎回の出題に含まれています。「この俳句の季語は何か」「この句の切れ字を答えよ」といった問いに答えるためには、授業で扱った俳句の作者・季語・切れ字・情景を整理したノートを作っておくことが有効です。思考・判断の比重は約29%ですが、その分は主に文章読解の記述設問で問われるため、筆者の主張を自分の言葉でまとめる練習も合わせて行いましょう。

全学年共通で押さえておきたい対策

配られたプリントは必ず保管する

MySTEPが10年分以上の過去問を分析して把握していることのひとつに、学校で配られたプリント(朝学習・課題・小テスト等)や前回テスト範囲からの出題が引き続き見られるという点があります。授業中に配られたプリントを「もう使わない」と判断して捨ててしまう生徒が多いのですが、これは大きなリスクです。テスト前の見直しに必ず使えるので、科目ごとのクリアファイルにまとめて保管する習慣をつけてください。

漢字は「テスト直前だけ」では間に合わない

王禅寺中央中学校の国語テストでは、全学年を通じて漢字の読み書きが大きな配点を占めています。1年生・3年生では20問が毎回登場し、2年生でも同様の構成が続いています。漢字は一夜漬けで覚えようとすると翌日には抜け落ちてしまうので、授業で新しい漢字が出るたびに5〜10問ずつノートに書いて定着させる「日常的な積み上げ」が最も効果的です。当塾でも、授業ごとの小テスト練習をルーティンにするよう生徒に伝えています。

送り仮名・語句知識は「書ける」まで練習する

漢字の読み書きに加え、送り仮名のミスは意外に多い失点源です。「著しい(いちじるしい)」「快い(こころよい)」など、読めるのに書くと送り仮名を間違える漢字を自分でリストアップしておきましょう。語句知識(熟語の意味・対義語・類義語)は、教科書の欄外注釈や授業プリントに記載されているものを中心に確認するのが効率的です。

詩・古文・説明文の読解は「なぜそうなるか」を言語化する

王禅寺中央中学校の国語テストでは選択問題と記述問題が混在しています。選択問題は「なんとなく」で正解できることもありますが、記述問題ではその根拠を自分の言葉で示さなければなりません。問題を解いたあとに「なぜこれが正解なのか」を声に出して説明する習慣をつけると、記述の質が上がります。詩の問題であれば「この言葉がAと対応しているのは、〇行目に〜とあるから」というように、本文の根拠とセットで答えを考えるクセをつけてください。

観点別の配分を意識して時間を配分する

配点データを見ると、1年生は知識が9割近くを占めるため「漢字・語句で満点近くを確保して、読解は確実に解ける問題から手をつける」という順序が合理的です。一方、2年生は知識と思考がほぼ半々なので「漢字で点を固めてから古文・読解にしっかり時間を使う」という戦略が必要です。3年生は漢字(32点)→俳句知識→読解の順で、落とせない問題から確実に片付けましょう。

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先生別の傾向を活かした具体的な学習ステップ

T先生のテストに向けた学習ステップ(1年生・3年生)

T先生のテストは、漢字・送り仮名・語句の知識問題と、詩または俳句を軸にした読解問題が組み合わさった構成です。以下のステップで準備を進めてください。

ステップ1:漢字・送り仮名の総点検(テスト2週間前〜)
教科書の範囲内の漢字を全て書き出し、1日10問ずつテスト形式で確認します。間違えた漢字は翌日に再テストする「間違いノート」方式が効果的です。

ステップ2:詩・俳句の構造整理(テスト10日前〜)
授業で扱った詩・俳句を一覧にまとめます。詩であれば「何連構成か」「繰り返し使われている言葉は何か」「主題はどこに表れているか」を整理します。俳句であれば「作者」「季語」「切れ字」「情景」をセットで覚えます。

ステップ3:読解の抜き出し問題を練習する(テスト1週間前〜)
「〇字で抜き出せ」という問題は、字数を数え間違えると得点できません。授業中に扱った問題を再度解き、字数を声に出して数える習慣をつけましょう。

M先生のテストに向けた学習ステップ(2年生)

M先生のテストは、漢字・文法・熟語・古文・説明文という多彩な分野が均等配点で出てきます。どれかひとつに偏った対策では得点が伸びにくいため、バランス型の準備が求められます。

ステップ1:漢字と熟語の構成を同時に進める(テスト2週間前〜)
漢字の読み書きを練習しながら、その熟語がどのような構成(二字熟語の場合は「主語+述語」「修飾+被修飾」など)で成り立っているかを一緒に確認します。これにより熟語の構成問題にも対応できるようになります。

ステップ2:古文(枕草子)の現代語訳を音読する(テスト10日前〜)
配布されたプリントや教科書の現代語訳を音読し、古語と現代語の対応を頭に入れます。「をかし」「あはれ」など古語の意味は、問題でそのまま問われることが多いため、単語カードにまとめると効率的です。

ステップ3:説明文読解は「接続詞」と「段落のまとめ」を意識する(テスト1週間前〜)
説明文の問題では、「しかし」「つまり」「したがって」などの接続詞の前後に重要な主張が置かれることが多いです。段落ごとに「この段落で筆者が言いたいことは何か」を一文でまとめる読み方を練習すると、記述問題の解答精度が上がります。

このデータについて

対象
王禅寺中央中学校(川崎市麻生区)の国語の定期テスト
対象年度
2015年度〜2025年度(11年分)
収集範囲
王禅寺中央中学校の国語の定期テスト100回分すべて(1年生・2年生・3年生の前期中間/前期期末/後期中間/学年末)
資料
在籍生・卒塾生からお預かりした問題用紙と解答用紙(採点表つき)。学校が公表している資料ではありません
集計方法
大問ごとに出題単元を分類し、学年別・年度別に頻度を集計。観点別の配点は解答用紙の採点表に印字された観点ごとの配点を合算して比率に直しています
最終更新
2026年8月7日
注意点
担当の先生が異動すると傾向は変わります。また2021年度から新しい学習指導要領が全面実施され、それ以前の回とは扱う単元が一部異なります。学校から配布されるテスト範囲表と必ず照らし合わせてください

収集している過去問の全体像は 過去問データの分析方法 にまとめています。

王禅寺中央中学校の国語で着実に点数を上げるために

ここまでをまとめると、王禅寺中央中学校の国語定期テストには次の特徴があります。

まず、学年によって配点の重心が大きく違います。1年生は知識・技能が約89%と圧倒的に重く、まず漢字・語句を固めることが最短の得点源です。2年生は知識と思考がほぼ半々で、漢字・熟語・古文・説明文をバランスよく対策する必要があります。3年生は知識が約71%を占めますが、思考・判断の比重も3割近くあるため、漢字で点を固めながら読解の記述力も磨く必要があります。

次に、先生によって出題の重点が異なります。T先生(1年・3年)は詩・俳句・季語の知識と読解が軸で、M先生(2年)は熟語の構成・古文・説明文が加わる多分野型です。自分の担当先生の傾向に合わせた準備が、限られた学習時間を最大限に活かすコツです。

そして、配られたプリントを保管して見直すことは全学年に共通する基本対策です。テスト前に「どこに何があるか分からない」という状態にならないよう、日頃から科目別に整理しておきましょう。

当塾では、王禅寺中央中学校の過去問を10年分以上保有し、先生別・学年別の傾向を毎年アップデートしています。今回の記事で紹介したような「どの大問が何点か」「どの観点が何割を占めるか」という情報を生徒の学習計画に反映させながら授業を進めています。自学自習の際も、この記事の内容を参考に、まず配点の大きい分野から手をつけることを意識してみてください。王禅寺中央中学校の国語は、傾向を正しく把握して対策の優先順位を決めれば、着実に点数を伸ばせる科目です。

※この記事の配点・出題形式の数値は、直近2024年度の11回分(問題用紙・解答用紙・採点表)を精査したものです。MySTEPでは王禅寺中央中学校の過去問を10年分以上保有し、継続して分析しています。

✍ この記事を書いた人|石川(MySTEPスタッフ)

指導実績10年|資格:教員免許

【指導科目】小学生:英語・算数・国語・理科・社会/中学生:英語・数学・国語・理科・社会/高校生:英語・数学(ⅠA/ⅡB/ⅢC)・国語(現代文/古典/漢文)・理科(物理・化学・生物)

▶ プロフィール詳細

王禅寺中央中学校・国語についてよくある質問

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Q
王禅寺中央中学校の国語で、1年生は何を優先すべきですか?
A. 漢字・送り仮名・語句の知識です。1年生は知識・技能が約89%を占めるという際立った特徴があり(2024年度・複数回分の平均)、思考・判断・表現は約11%にとどまります。まず知識を網羅する戦略が合理的です。詩の読解では構造の理解も問われます。
Q
3年生はどう対策すればよいですか?
A. 漢字で土台を固めたうえで、俳句・季語と文章読解で上積みしてください。3年生は知識・技能が約71%を占めるため、漢字を落とすと取り返しがつきません。そのうえで俳句・季語の知識と読解が加点部分になります。
Q
学校で配られたプリントは、テストに関係ありますか?
A. 関係します。当塾が過去問を分析するなかで把握していることのひとつに、学校で配られたプリントから出題される場合があるという点があります。プリントは必ず保管し、テスト前に見直せる状態にしておいてください。
Q
漢字はいつから練習すればよいですか?
A. テスト直前だけでは間に合いません。王禅寺中央中学校の国語は知識・技能の比重が高く、漢字と送り仮名・語句知識は「読める」ではなく「書ける」まで練習する必要があります。日々少しずつ積み上げてください。