市ヶ尾高校の定期テスト対策|出題傾向と効果的な勉強法をMySTEP講師が解説

こんにちは!MySTEPスタッフの石川です。

今回は、横浜市青葉区にある市ヶ尾高校に通う生徒さんと保護者の方へ向けて、定期テストの出題傾向と効果的な勉強法についてお伝えします。市ヶ尾高校は青葉区を代表する公立高校のひとつで、進学実績も高く、定期テストのレベルも決して低くありません。「中学の時より勉強が難しくなった」「テスト前に何をすればいいかわからない」というお声を保護者の方や生徒さんからよくいただきます。今回は、当塾が保有している市ヶ尾高校の定期テスト過去問の中から、実際に出題された問題を取り上げながら、科目ごとの出題傾向と対策を具体的に解説します。

市ヶ尾高校の定期テスト対策|出題傾向と効果的な勉強法をMySTEP講師が解説

市ヶ尾高校の定期テスト全体の特徴

市ヶ尾高校の定期テストは、教科書の基本事項をしっかり押さえた上で、思考力・応用力を問う問題が混在しているのが特徴です。英語は「論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」、数学は「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」といった科目名でテストが実施されており、単純な暗記だけでは対応しきれない問題が各科目で見られます。「授業の内容を理解しながら自分の言葉でアウトプットできる力」が求められています。

特に注目したいのが、2021年度に実施された学習指導要領の改訂の影響です。高校でも思考力・判断力・表現力を重視した出題が増えており、記述・論述問題の割合が以前より増加しています。単に答えを出すだけでなく、「なぜそうなるか」を説明できる力が問われるようになっています。テスト勉強の際は、解答の丸暗記ではなく「仕組みの理解」を意識することが大切です。

市ヶ尾高校の定期テスト対策|出題傾向と効果的な勉強法をMySTEP講師|パラダイムシフト:市ヶ尾高校で「通用しなくなる」勉強法

科目別|市ヶ尾高校の定期テスト出題傾向と勉強法

英語(論理・表現)|1年生は助動詞・時制の使い分けが頻出

市ヶ尾高校の英語(論理・表現Ⅰ)では、文法の正確な理解を問う空所補充問題が大問1で必ず出題されます。実際に1年生の1学期期末試験で出題された問題を見てみましょう。

【1年 論理・表現Ⅰ 1学期期末試験 大問1より】
(1) Last night, he rushed to the station because he( )take the last train.
①didn’t have to ②had to ③would not

(6) The boy( )be surprised at the news. He couldn’t expect it at all.
①may well ②cannot ③had better

(1)は「終電に乗らなければならなかったので駅に急いだ」という過去の義務を表す”had to”が正解、(6)は「まったく予想していなかったのだから、驚くのも当然だ」という意味の”may well”が正解です。このように、助動詞の意味の違いを文脈から正確に判断する力が求められます。教科書の例文を「日本語訳とセットで音読」し、助動詞ごとの意味の違いを一覧表にまとめておくと得点につながりやすいです。

英語(論理・表現)|2年生からは仮定法・分詞構文など高度な文法が加わる

2年生になると、論理・表現Ⅰの内容に加えて、より高度な文法事項が出題されるようになります。

【2年 論理・表現Ⅰ 1学期期末試験 大問1より】
1. It is essential that the documents( )kept in the safe.
①were ②be ③is ④being

9. There are fifty computers in this room, and most of them( )now.
①have used ②are used to ③are being used ④are using

1.は「It is essential that ~」のように「重要だ・必要だ」を表す形容詞に続く節では、動詞が原形になる(仮定法現在)というルールがポイントで、正解は”be”です。9.は「ちょうど使われている最中だ」という進行形の受動態(are being used)を選ぶ問題で、受動態と進行形を組み合わせる発想が必要になります。中学英語の延長線上の感覚では対応できない、高校特有の文法ルールが頻出するため、「なぜその形になるのか」を自分の言葉で説明できるレベルまで理解を深めることが重要です。

数学|2年生は「図形と方程式」「高次方程式」で公式の運用力が問われる

数学Ⅱの定期テストでは、座標平面上の図形に関する公式や、3次・4次方程式を解く問題が多く出題されます。

【2年 数学Ⅱ 1学期期末試験より】
3点A(-2, 2)、B(4, -1)、C(-6, 5)について
(1) 2点AB間の距離を求めよ。
(3) 線分ABを1:2に内分する点の座標を求めよ。
(5) △ABCの重心の座標を求めよ。

次の高次方程式を解け。
(1) x⁴-5x²-36=0 (2) x³+4x+5=0

図形と方程式の単元では、2点間の距離・中点や内分点の座標・重心の座標を求める公式を「正確に覚えているか」がそのまま得点に直結します。公式を丸暗記するだけでなく、一度は自分で導出してみることで忘れにくくなります。高次方程式は、因数定理を使って次数を下げていく解法パターンが決まっているため、典型問題を繰り返し解いて手順を体に覚えこませることが効果的です。

数学|3年生は「三角比」の応用問題を図をかいて整理する練習を

3年生の数学では、三角比を使った応用問題が出題されます。

【3年 数学Ⅰ 1学期期末試験より】
ある地点Aから塔の先端Pの仰角を測ったら30°であった。次に、塔に向かって水平に10m近づいた地点BからPの仰角を測ったら45°であった。塔の高さを求めよ。

このような問題は、文章を読んだだけで公式に当てはめようとすると失敗しやすく、まず図を正確にかいて、わかっている角度や辺の長さを書き込むことが第一歩です。図さえ正確にかければ、あとは三角比の基本的な関係式を当てはめるだけで解けることがほとんどです。「文章題は必ず図をかく」という習慣を、テスト前だけでなく普段の問題演習から徹底しましょう。

国語|古文単語の正確な読みと、現代文の語彙力が得点を左右する

1年生の現代の国語では、漢字の読みや語句の意味を問う問題が大問の冒頭で出題されます。さらに2年生の古典探求では、古文単語の読み方そのものを問う問題が登場します。

【2年 古典探求 1学期期末試験より】
次の古語の読みをひらがなで答えなさい(現代仮名遣いで)。
1 直垂 2 舎人 3 春宮 4 除目 5 上達部

「直垂(ひたたれ)」「舎人(とねり)」「春宮(とうぐう)」「除目(じもく)」「上達部(かんだちめ)」のように、古文には現代の読み方とまったく異なる固有名詞・役職名が頻出します。授業で扱った本文に出てきた古語は、意味だけでなく読み方までセットで覚えておくことが得点に直結します。現代文についても、「気の遠くなる」「多岐」のような語句の意味を問う設問が多いため、本文中に出てきた知らない言葉はその都度辞書で調べてノートにまとめる習慣をつけましょう。

理科(化学基礎)|イオンの生成と化学結合の仕組みを「説明できる」レベルまで

1年生の化学基礎では、原子の構造やイオンの生成、化学結合のしくみを文章で説明させる空所補充問題が出題されます。

【1年 化学基礎 1学期期末試験より】
カルシウム原子と塩素原子の結合を考えてみよう。カルシウム原子は価電子が(ア)個なので、化学式(イ)のイオンになりやすい。塩素原子は価電子が(ウ)個なので、化学式(エ)のイオンになりやすい。(オ)原子が電子を放出し、(カ)原子がその放出した電子を受け取れば、(イ)と(エ)ができる。(イ)と(エ)には(キ)力が作用し、これによって生じる結合が(ク)結合である。

この問題は、単に「イオン式」を暗記しているだけでは解けません。価電子の数からイオンになりやすさを判断し、陽イオンと陰イオンが引き合う「イオン結合」のしくみを一連の流れとして説明できる必要があります。教科書の図(電子配置やイオンの生成過程)を自分の手でノートに再現し、「なぜそのイオンになるのか」を声に出して説明する練習をしておくと、こうした空所補充・記述問題に強くなります。

社会(地理総合)|資料・図の読み取りと地理用語の理解をセットで

1年生の地理総合では、リード文の空所補充に加えて、図を使った資料読解問題が出題されます。

【1年 地理総合 1学期期末試験より】
地球は球体といわれるが、赤道の全周と経線の全周は[ 1 ]の周りを回転する立体である。[ 2 ](漢字2字)とは、地球をスライスした切り口の一周が地表面と垂直な面との交わりの線である。北極点と南極点を結ぶ地表面上の経線の長さは[ 4 ]kmである。経線の基準となる0度の線は、1884年の国際会議でイギリスのグリニッジ天文台を通る経線と決められた。

(図を見て)昼と夜の長さが同じ日をA~Dよりすべて選びなさい。

地理総合では、緯度・経度・大圏航路といった用語の意味を正確に理解した上で、地図や地球儀の図と結びつけて考える力が問われます。「春分・秋分の日に昼と夜の長さが同じになる」といった知識は、地球の公転と季節の関係を図でイメージできていないと、テストの場で図を見ても答えが出てきません。教科書の図を見ながら「自分で同じ図を描いて説明できるか」を確認する勉強法が効果的です。

市ヶ尾高校生が陥りやすい定期テスト対策の落とし穴

「テスト前1週間だけ勉強する」では間に合わない

高校の定期テストは出題範囲が広く、1週間前から始めたのでは準備が追いつかないことがほとんどです。特に市ヶ尾高校のように複数の科目で記述・論述問題が出る学校では、理解の積み上げが必要なため、普段からの授業の復習が欠かせません。目安として、テスト3週間前には範囲を確認し、2週間前から科目ごとに計画的に勉強を進める習慣をつけましょう。

「わかった気になる」勉強から「書ける・説明できる」勉強へ

参考書や解説を読んで「なるほど」と思っても、実際にテストで書けるかは別の話です。高校の定期テストで点数を取るためには、インプットだけでなく、手を動かしてアウトプットする練習が必要です。問題を解く→答え合わせをする→間違えた箇所を分析する、というサイクルを繰り返すことが成績アップへの最短ルートです。

テストが返却されたあとは、何を間違えたのか、なぜ間違えたのか、次にどうすれば正解できるのかを自分で整理してみてください。この振り返りのサイクルを繰り返すことで、同じミスを繰り返さない力が着実に育っていきます。ぜひ習慣にしてみてください。

なお、暗記は“答えを見ずに思い出す練習(テスト効果)”と“間隔をあけた復習(分散学習)”の組み合わせが効果的だと、学習科学の研究でわかっています。その仕組みは「成績が上がった生徒に共通する勉強法」でも解説しています。

市ヶ尾高校の定期テスト対策を自分の勉強に活かすために

市ヶ尾高校の定期テストは、教科書の基本をおさえながら「なぜそうなるか」を自分の言葉で説明できる力が問われます。解答を丸暗記するだけの勉強では得点につながりにくいため、問題を解いたあとに「根拠を声に出して説明してみる」「記述で書いてみる」という一手間を加えることが、定期テストの得点アップに直結します。

当塾では市ヶ尾高校の過去問をもとに出題傾向を分析し、各科目で「理解→アウトプット」の流れを意識した学習を進めており、同様の取り組みは自宅学習でも再現できます。科目ごとの傾向をつかんだうえで、思考プロセスを言語化する練習を日頃から習慣にしておくことが、テスト本番での得点力を高める近道です。

市ヶ尾高校の定期テストは決して簡単ではありませんが、各科目の傾向をつかみ、日々の積み上げを大切にすれば必ず結果はついてきます。皆さんの頑張りを応援しています。

この記事が、皆さんの学習の参考になれば嬉しいです。

✍ この記事を書いた人|石川(MySTEPスタッフ)

指導実績10年|資格:教員免許

【指導科目】小学生:英語・算数・国語・理科・社会/中学生:英語・数学・国語・理科・社会/高校生:英語・数学(ⅠA/ⅡB/ⅢC)・国語(現代文/古典/漢文)・理科(物理・化学・生物)

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