講師紹介・東京大学 文科三類 岡村先生

講師紹介・東京大学 文科三類 岡村先生

こんにちは!あざみ野・たまプラ・新百合ヶ丘の学習塾/予備校のMySTEPです!今回は講師紹介として東京大学文科三類の岡村先生を紹介します!
出身地:神奈川県
出身大学・学部:東京大学文科三類
部活:サッカー部
将来の夢:外交官
座右の銘:努力したものが成功するとは限らない。しかし、成功するものは皆努力している。
岡村先生は中学受験、大学受験を経験した知識も経験も豊富な先生です!基礎の大切さを力説してくれる頼もしい存在で、授業内容も「面白い」と評判です!
岡村先生にも受験生へのメッセージと、勉強法、出身大学についての紹介文を書いてもらいました!是非、参考にしてみて下さい!
中学受験生(小学生)へのメッセージで書かれている勉強法に関することでも、中学生、高校生で意識できていない人が多いです!
「小学生の間に見つけておきたい勉強法」とはどの程度のレベルなのか?
是非、参考にしてください!

【受験生へメッセージ】

~中学受験生へ~
中学受験にとって一番重要だと思うのは、自分にとって一番よい勉強方法を確立することです。
つまり、自分に一番合った勉強法を決めてその勉強法にしたがって学習していくということです。
多くの中学受験生は勉強法が曖昧でなんとなく勉強しなんとなく受験します。
中学高校大学と勉強してきてそんな曖昧な勉強法で成績がぐんぐん伸びることなどありえません。とにかく正しい勉強法を身につけましょう。
ただ自分一人では難しいでしょうから、そのときは塾の先生と相談です。
塾ではただ勉強を教わるのではなく、正しい勉強法を習得する場としても利用しましょう。
さて、具体的な話をしましょう。
中学受験は(大学受験もそうですが)結局は、いくつかの問題のパターンを覚えておけば解けることが多いように思えます。
ある問題を見て、
「こんな問題のときにはこういう風に解くんだったな。あ、ここ注意するところだ。気をつけよう」
と毎回のようになってほしいくらいです。
実際入試問題も一部の超難関校を除いて、少し計算が面倒にしてあったり、ちょっとわかりづらいように問題をひねったりしていることが多いだけで、パターン問題、もしくはそれの組み合わせであると思います。
だからこそ一度解いた問題は必ず解けるようにして様々な問題に対する解法を、ある程度パターンとして覚えることが重要です。
そしてある問題を見てその問題がどのパターンか認識できることが重要です。
ですから、もう理由を言わなくても演習量と復習を充実させることが重要ですよね。
そしてそれらを充実させるためには良い勉強法を確立させないといけませんね。
どんな質問でも待っています。
頑張りましょう!

~大学受験生へ~
大学受験において重要なのは基礎を完璧にすることです。
東大や早慶の入試問題だって基礎が完璧であれば解けるようなものも多いわけです。
そして基礎力がなければ応用力がつくはずもありません。
単語や文法があまり分からないのに難しい読解問題が解けることはありませんし、
単純な微分ができないのに三次関数の極値を正確に求めることはできませんよね。
今この文章を読んでいてくれている一年生、二年生の皆さんはとにかく今学習している勉強内容を確実なものにするようにしましょう。
今学習している内容は受験において基礎となる内容です。
ここで遅れると後で困ることになりますから、とにかく遅れないように復習を何度も繰り返してマスターしましょう。
三年生はとにかく今苦手な科目があれば基礎をもう一度見直しましょう。
これを読むのがどんな時期だったとしても優先させてください。

【勉強法について】

英語

全ての分野の基礎となるのが単語と文法です。
これが完璧になってから初めて読解、英作などの学習する土俵に立てるのです。
基礎ができて、そこから各分野のテクニックを身につけ演習量を増やせば成績は伸びるはずです。
僕は高二の秋の一ヶ月間英文法だけを勉強して完璧にしてから成績がグッと上がって、他の受験生に負けることはあまりありませんでした。
なぜ文法が大事なのか?
高校生になるとまた文型から文法の学習が始まります。もちろん内容は中学の時より難しいですがまた文法です。
今高校生のみなさんもいつまで文法の勉強は続くんだと思っているのではないでしょうか。
たしかに英語は英語でも長文読解や英作文など応用的な内容は花形かもしれません。
一方、文法は地道で楽しいものではありません。
それではなんで文法の勉強をするのでしょうか。
よく長文力や英作力など謎の力を耳にしますが、そんなものは存在しないのではないかと思います。
結局はどんな分野も英語における基礎が必要だと思います。
英語における基礎が身についていればある程度どんな分野でも点が取れるようになりますし、各分野におけるコツをきちんと演習の中で身につければ英語がとんでもなく得意になるはずです。
よく耳にする○○力とはたぶんこのコツのことでしょう。
とにかく英語の基礎が身についていないとどんな分野もコツなど無駄になりますし、点を取ることはできません。
では英語における基礎とは何か。
まずは単語です。
単語は特定の記号列がどのような意味を示すかを決めるルールです。
単語が分からないと英語はただの記号列でしかありません。
単語が分からないとまず何も始まりません。
次に熟語です。
熟語は単語を組み合わせたときどんな意味になるのかのルールです。
すべての単語が全部わかっていてもある単語とある単語を組み合わせるともとの意味からは想像できないような意味を持つことがあります。
ですから熟語もある程度覚えている必要があります。
次に本題の文法です。
文法とはつまり英語の文章のルールであって、単語や熟語を知っていてもその使いかたのルールを知っていなければ正確な読解は期待できません。
ある特定の順番になると意味が変わってしまうこともあります。
だから文法は重要なのです。
単語も熟語も文法もそれぞれルールです。
ルールを知らずに長文や英作文に取り組もうとしても無駄でしょう。
だから基礎、とりわけ一番難しいルールの文法は特に勉強する必要があるのです。
ここでもう一つ伝えたいことは文法を覚えるときの注意点です。
よく文法の勉強といってnext stageなど問題集型の参考書を使って失敗する人がいます。
なぜかと言えばそれを問題集として使うからです。
そういう人たちは問題に正解することが目的になっていて、文法を覚えることが目的になってはいません。
どうしてあの参考書が意味があって売れているのかといえば、あの参考書は文法をある程度覚えた人が本当に理解しているかどうかチェックするのに優れているからです。
あの参考書から文法の勉強を始めるのはお勧めできません。
ある程度覚えてから、自分の文法の穴を見つけるために利用するようにしましょう。
何か質問があればいつでも聞きに来てください!

数学

ここにおける基礎力とは旧センター試験で出るような基礎的な典型問題を解く力と、計算力です。
結局難関大の過去問題を見ても、確かに簡単ではないですがこの典型問題におけるテクニックを組み合わせ計算が面倒な問題が多いと思います。(少なくとも東大、早慶は)
まずその基礎力を身につけましょう。

社会

まず歴史に関しては通史の流れと基礎事項を、地理ならば系統地理を完璧にしましょう。
ここが完璧ならばあとは短めの記述問題から何度も解くことで記述力を養うことができます。
記述は高三秋からでも全然間に合うのでまずは基礎を頑張りましょう!

【学校紹介】

中学:浅野中学校

男子校で自由な校風で部活も盛んです。(強くはないですが)自分はサッカー部に所属していましたが週6で部活がありました。
イベントも多くありとても楽しかった思い出です。
ただ、勉強はある程度大変です。
中学において受験勉強はしませんが、大学受験の基礎となる内容を進度としてはとても早く進み、中三までに高校英文法は一通り終わらせ長文読解、構文解析の授業にも入ります。
数学も中3までに数学1Aを終わらせ2Bにも入ります。
一方で、少し学習から遅れてもきちんとサポートしてもらえますし、毎回の宿題をきちんとこなせば力がつくようになっていたので良いカリキュラムだったと思います。

高校:浅野高校

中高一貫校で高校からの編入はないので中学と同じメンバー、同じ校舎で過ごしました。高校になっても自由な校風で、部活が盛んなことに変わりはなく高三の8月までサッカー部で活動していました。
ただ、やはり勉強内容は受験を意識した内容に変わりました。
数学は高1までに2Bをすべて終わり、受験の問題も解くようになりました。
高2からは文理でクラスが分けられ、高3からは志望校でクラスが分けられました。
各クラスでは志望校対策のために過去問演習などを行い、受験指導が充実していました。

大学:東京大学(文系)

カリキュラム

前期二年間は全学生が教養学部に所属し、教養教育を受けます。
例えば自分は物理や経済、アラビア語の講義などさまざまな授業を履修しました。とにかく自由になんでも好きな授業が取れるところが面白いところです。
後期二年間は2年夏に行われる進学選択により決定した学部に所属し専門教育を受けます。
進学選択では成績さえ良ければ基本的に好きな学部に進めるので、文系から理系へ進む人やその逆の人もいます。

環境

前期は駒場に、後期は一部を除いて本郷のキャンパスに通います。
どちらも歴史が古く古い建物が目立ちます。
特に本郷の安田講堂や赤門は有名ですね。一方で設備は基本的に整えられ内装は綺麗なところが多いです。

入試

東大の入試は難しいとよく思われがちですが難易度がめちゃくちゃ高いわけではありません。
全ての科目教科書にも載ってないようなマニアックな知識が出ることもありませんし、確かに簡単ではありませんが基礎的な内容を結局は確認しているようなことが多いように思えます。
でたらめに難しいというよりはその科目の本質を問う良問が揃っているという印象です。
なお文系は世界史、日本史、地理のうち二科目を選択し、自分は世界史と地理を選択しました。

【東大文系各科目の特徴】

英語

出てくる単語や文法のレベルはそこまで高くないですが独特な出題形式が難しいところです。
ただ英語力が一定水準あって形式に慣れれば誰でも稼げる科目だと思います。

数学

年によって変わりますが4題中2問は普通に勉強してきて落ち着けば解ける問題で、この二問を確実に取れれば平均には届きます。
残り二問も難問ではありますが応用慣れしていると得点でき稼ぐことができます。
すべて記述問題なので記述力がないといけませんが、逆に言うとしっかり記述していれば答えが違えど部分点が期待できます。

国語

現代文は読解力だけでなく考えを短くまとめる記述力も問われます。
ただし、しっかり対策すれば稼ぐことは難しいですが周りの受験者から差をつけられることもありません。

古文、漢文は文自体は難しくないですが設問がむずかしく基礎力と応用力のどちらも必要となります。

世界史

知識レベルは教科書のレベルですが記述力がとにかく必要で、そのためには歴史を繋がりを持って学習する必要があります。

地理

こちらも世界史と同様知識レベルは高くありません。一方で資料を読み取り知識とつなげる力など、ただ知識を覚えるだけではなく思考力や応用力も問われます。

慶應の経済学部も受けたのでもし興味があれば聞きにきてください!

【最後に塾から一言】

岡村先生は小学生のあいだに「正しい勉強法の確立」をすることが重要!と言ってくれていますが、中学生、高校生でも同じようなアドバイスをされている人は多いのではないでしょうか。
「まだ中学生だし・・・」
「まだ高1だし・・・」
などと言っていられないですよね。
また、浅野、麻布、武蔵、桜蔭、女子学院、駒場東邦、開成など、私立トップクラスの中学における学習速度を公立高校生は絶対に知っておくべきです。
今、みなさんが学習している数Ⅰ・Aや数Ⅱ・Bの一部、高校で習う英文法、長文読解など、高校カリキュラムは中3で終了してしまいます。
しかも、中学受験をするため、小学生の間に膨大な知識、応用力、正しい勉強法を身につけた状態でこのカリキュラムです。
ちなみに私立トップ中学に合格するような生徒(小学6年生)に公立高校受験問題(英語と数学の一部単元を除く)を解かせたら、ほぼ満点がとれてしまいます。
そんな人達と戦っていかなければなりません。
「受験勉強は高2になってから」
公立高校生にとってこの言葉がどれだけ危険な言葉か分かってもらえたでしょうか。
だからといって、「高1から塾や予備校に通いましょう!」ということではありませんよ!
そのへんはまたいつかブログでお伝えします!
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