講師紹介・慶應義塾大学 経済学部 植田先生
【学生時代の部活】水泳部・ソフトテニス部
【趣味】テニス・友達と遊ぶこと
【座右の銘】一期一会
上手さの理由はずばり「思いやり」!
講師力=学力+思いやり+テクニックです。
植田先生は学力はもちろんですが、この「思いやり」を誰よりも持った先生です。
生徒が理解できていないポイントに気づく能力が高く、指摘するときのフォローの入れ方は抜群です。
その「思いやり」が技術面にも表れ、人に何かを伝える能力にも長けた先生です。
この「思いやり」を持てるか持てないかで、良い講師かどうかが決まります。
「講師力とは何か?」ということについてはまたブログで紹介します!
植田先生にも受験生へのメッセージと、勉強法、出身大学についての紹介文を書いてもらいました!是非、参考にしてみて下さい!
【受験生へメッセージ】
~中学受験生へ~
今勉強がうまくいかなかったり、勉強が好きじゃなくてイヤになることもたくさんあると思います。
でも僕が見ている限りみんな塾で遅くまで自習していたり、授業に集中している姿をよく見ます。君たちのその努力は本物であり、必ず結果につながると思っています。
でもずっと勉強だけしていてもツライでしょうから、たまには休憩も挟んで息抜きもしましょう!
何か困ったことがあったらいつでも相談に来てください!
~大学受験生へ~
勉強が上手く結果に繋がっている子はそのまま油断せず、またより良い結果が出せるよう頑張ってください。
結果に上手く繋がってない子は、焦りや憤りを感じるかもしれませんが、絶対にここで諦めないでほしいです。
諦めるなって言われてもそう簡単に気持ちを立て直すのは難しいです。
そういう時は、勉強の息抜きに大学のパンフレットやホームページを見たり、実際に大学に遊びに行くのはいいと思います。
僕は模試で結果が出せず憤りを感じたりやる気がなくなってしまったときは、友達と大学の話を交えながら世間話したり、本当にキツイ時はカラオケで思いっ切りストレス発散しました(笑)。
でも息抜きは実際に良くて次の日よく集中できるし、モチベの回復になります。
また、受験生は最後まで伸びると言われますがこれは本当です。
僕は実際に第一志望の大学の判定は夏の終わりまで良くなかったのですが、冬の最後の模試でA判定がでました。
そこから油断せずに努力を続けたら、第一志望の大学に無事合格しました。
だから、今判定が良くないからといって第一志望の大学を変えたり諦めるのは勿体ないし、まだみんなには時間と伸びしろがあるから是非もうひと踏ん張りしてほしいです!
【学校紹介】桐蔭学園中等教育学校
桐蔭は歴史のある男子校と女子校、、、、でした(笑)
最近共学化したらしく、もはや僕の知っている桐蔭の面影がなくなりつつありそうです。
でもなんだかんだでそんな母校が好きです。
男子校だったときは男しか周りにいないのでみんな暴れてました(笑)誰か今桐蔭に通ってる子はぜひ今どういう学校生活を送っているのか教えてください!
僕は帰国生として受験したので科目が英数国だけで、英語の難易度は高かったですが、他の二科目はとても簡単でした。
このように一般受験と違ってかなり試験の難易度とタイプが違うので、気になる子だけ僕のところにきて話を聞きに来てください!
【学校紹介】慶應義塾大学
慶應は多くの有名人の出身校でもあり、みんなのよく知ってる人でいうと「嵐」の櫻井翔とかシンガーソングライターのmiwaとかそうですね!
このように多くの界隈で活躍する人が卒業する大学だけあっていろんなタイプの人で溢れています。
自分の視野を広げてくれる人、いろんな所に遊びに連れてってくれる人、口を開けば面白い人。
僕は大学に入ってから良い影響与えてくる友人たちと出会えました。
だからいろんな世界で活躍してる人と交流を持ちたい人はぜひ慶應に!
環境
キャンパスはいくつかありますが、そのうちの主なキャンパスを2つ紹介します。
日吉キャンパス
日吉駅から歩いてすぐのところにあるキャンパスです。
校舎も綺麗で、緑も多めです。テニスコートやサッカー場の施設も綺麗で、スポーツが好きな子はぜひ日吉で体育の授業を取ることをおすすめします!
基本的にどの学部の生徒も日吉で授業を受けることが多いのでいろんな人がいます!
また、大学の近くには美味しいご飯が食べられるお店やカラオケ、その他の娯楽施設で溢れてます!友達と空きコマや放課後によく遊びに行きます!
三田キャンパス
ここのキャンパスは都内にある慶應の最も代表的なキャンパスです。キャンパスから歩いてすぐに東京タワーが見れます!
放課後に見に行くと綺麗にライトアップされた東京タワーが見れるかも!
都内ということもありすぐ近くにオシャレなお店もあります。まだ僕はこのキャンパスに数回しか行ったことないのですが、建物は東京に建ってるだけあってとてもオシャレでした!
慶應大学の入試について
慶應は珍しいことに試験科目に国語がなく、代わりに小論文があります。
小論文とは一つのトピックについての長文を読み、1,2問題に対して数百文字で答えるという形の科目です。
また、慶應はどの学部でもまず英語の配点が高く、英語ができる人を求めているようです。
僕は経済学部と環境情報学部を受験したので、この2つの試験について細かく話します。
慶應義塾大学 経済学部 入試傾向
まず経済学部には足切りがあります。
英語と数学の前半の問題はマークシート形式で、ここで合計50%前後取らなけれ
ばならないといけません。
足切りされると英語と数学の記述部分と小論文を目を通してもらうことなく落とされます。
これを踏まえた上で科目ごとにアドバイスします。
英語
長文が大問2,3個出ます。
そして日本語の会話文を英訳する大問、最後に長文のテーマに沿った質問に対し自由英作文を書く大問で出題されます。
長文の問題はテーマが統一されており、ある社会問題や経済の問題に対しての賛成と反対それぞれが載っています。
長文パートはマークなので選択肢に知らない単語があるとツラいです。
なので単語は幅広く深く暗記していきましょう。
さらに時間的にも後の筆記パートに時間を残すためにもこれらの長文は素早く正確に読む必要があります。
長文はとにかく練習あるのみです。
たくさん長文を解きましょう。
日本語の会話文の英訳はとにかく柔軟な発想が必要です。
(例)難解→分かりにくい→hard to understand
このように日本語の意味もよく知っておかねばなりません。
最後の自由英作文は長文の問題に沿った内容になります。
また英作文を書くときに必ず長文の問題からフレーズを引用して自分の意見を述べる必要があります。
そのため長文の意味もよく理解し、自分の意見をはっきりしていなければ作文は書けません。
常日頃から新聞などで社会問題に対し、自分の賛否を考えておく訓練が必要です。
数学
大問6個からなり、微分積分、ベクトル、指数・対数、確率、数列からよく出題されます。
問題量に対し時間に余裕はないので、分からない問題に直面したら勇気をもって飛ばす必要もあります。
しかし、先ほど言ったようにマークシートの部分で足切りがあるので、記述の問題がすべて解けてもマークシートの問題が解けなければ危険です。
なのでどこでどの分野の問題が出てもいいように、捨て分野つくることなく、均等に解けるようにしましょう。
小論文
大問2,3個からなり、設問の長文を要約する力、理解して自分の見解を書く力が必要です。
基本的に時事ネタが多いので日ごろから新聞を読むのは大事です。
また、難しい日本語もあるので語彙力も必要です。
小論文はあまり解く機会もないから慶應に関わらず受けたい大学の過去問をたくさん解くことをおススメします。
慶應義塾大学 環境情報学部 入試傾向
環境情報学部はほとんど総合政策学部と変わりはないので、特にこだわりがないのであれば2つとも受験することをおススメします。
この学部は受験科目が
①小論文と英語
②小論文と英語と数学(この場合①の英語と同じ扱いとなり、英語と数学で一つの物として扱われます)
③小論文と、数学または情報
の3通りの中から受験科目を選べます。
僕は①で受けたのでそれについてアドバイスします。
英語
基本的に1200~1300語前後の読解問題が2題出ます。
①選択者の場合英語の試験時間は120分と長いですし、一つの大問でとても長い英文を読むことになるので集中力と諦めない気持ちが大事です。
長い英文を読むにあたって気を付けたいのが、話を読み間違えることや、間違った認識のまま読み進めてしまうことです。
間違いが起きたまま読み進めると後の問題すべてに影響してきます。
なので筆者がなにを伝えたいのかを念頭に置いて読み進めましょう。
あと空所補充問題が多いので、正確な文法と語彙が多く必要な上、補充するために長文の流れをよく理解しておく必要があります。
環境情報と総合政策はとにかく過去問を解きましょう。
小論文
基本的に環境情報学部と総合政策学部は受験生に設問のいくつかの資料を読んでもらい、受験生本人の考えた解決策やアイデアを論述させる傾向にあります。
常に柔軟な発想を持つことと、自分の見解を上手くまとめ書く能力が必要です。
なので、新聞やテレビをよく見て未解決の環境問題やその他の問題に対して、自分ならこんな政策とかしたいなと考えてみるだけでも訓練になります。
この学部の小論文は他と違い不思議なものなので(笑)
とにかく一回時間を気にせず過去問を解き、自分がどのくらい発想力があり、その考えを論述できるか試してみましょう。