こんにちは!MySTEPスタッフの石川です。
あざみ野エリアからバスで通える桐蔭学園高校。大規模校ならではの進路実績で知られていますが、「指定校推薦がすごく多いらしい」という評判の中身を具体的に知る機会は、なかなかありません。
今回は、桐蔭学園を志望する・在籍する生徒の進路相談を通じて当塾が把握している範囲で、桐蔭学園の指定校推薦の全体像と「リストの読み解き方」を紹介します。
桐蔭学園の指定校推薦は176大学
2025年入試では、指定校推薦の対象として176大学が確認できました。内訳も厚みがあります。
- 国公立:東京都立大学、横浜市立大学
- 最難関私大:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学(ICU)
- 難関私大:明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、東京理科大学など
- 人気私大:成蹊大学、成城大学、明治学院大学、國學院大學、武蔵大学、獨協大学ほか多数
- 医療・薬学系:昭和大学、国際医療福祉大学、日本赤十字看護大学、東京薬科大学など
指定校推薦の案内は、大学ごとに出願資格・選考方法・日程まで細かく示されます。進路を考えるうえで必要な情報が学校から丁寧に示されることも、この学校の特徴だと感じます。
実例で見る「指定校=楽」ではない現実——東京都立大学法学部
「国公立の指定校もあるんだ」と驚いた方も多いはず。ただし条件を読むと、印象が変わります。東京都立大学法学部法学科の出願資格の一部です。
- 全体の評定平均の基準に加えて、国語と英語だけを別に計算した基準もある(学部・学科ごとに数値が異なるため、具体的な数値は高校で確認してください)
- 数学II・数学B・数学Cの修得(見込み含む)
- 日本史探究・世界史探究・地理探究のうち1科目以上を修得
- 外部英語検定のスコア提出が必須(英検・GTEC・TOEFL・TEAP など複数の検定に対応。求められるスコアは高校で確認してください)
- 選考は出願書類と面接(口頭試問を含む)
評定・履修科目・英語外部検定の三拍子がそろって、はじめて出願のスタートラインです。「指定校だから楽」ではなく、「計画的に積み上げた人だけが使える制度」だということが、この出願資格を読むだけでも伝わってきます。
校内選考のスケジュールはかなり早い
2025年入試の例では、校内選考の申込締切は9月4日。結果は9月13日までに発送され、枠が残った大学は9月17日に再募集、という日程でした。
さらに資料には「応募者が出願可能人数より少ない場合でも、校内選考で選ばれないこともあります」と明記されています。枠が空いていても、基準に達していなければ推薦されないということです。高3の夏に評定を振り返っても、もう数字は動かせません。勝負は高1・高2の定期テストで決まっています。
176大学をどう活かすか
枠の多さは、そのまま「選択肢の広さ」です。評定がしっかり取れていれば、早慶上智クラスから自分の学びたい分野の大学まで、幅広い出口を設計できます。一方で、人気の枠は校内選考の競争になります。
だからこそ、やることはシンプルです。高1から定期テストで評定を積み上げ、英語の外部検定を早めに受けておく。この2つが、176大学のリストを「使える選択肢」に変えます。評定の作り方は評定平均の上げ方の記事で、指定校推薦の制度は指定校推薦の仕組みの記事で詳しく解説しています。
桐蔭学園で指定校推薦を活かす高校生活の設計
- 指定校は176大学。国公立から早慶上智・ICU・GMARCHまで幅広い
- ただし条件は重い。評定・履修科目・英語外部検定の三拍子が前提
- 校内選考は9月上旬締切。実質の勝負は高1・高2の定期テスト
- 「枠が空いていても選ばれないことがある」と学校資料にも明記されている
最新の枠や条件は年度で変わります。必ず学校の資料と先生への相談で確認してください。あざみ野エリアで大学受験に向けた学習を進める皆さんの参考になれば嬉しいです。