岸根高校1年の定期テスト対策|2026年度1学期中間・5科目の出題分析

こんにちは!MySTEPスタッフの石川です。

岸根高校に入学して、初めての定期テスト。「教科書と学校ワーク、どちらを優先すればよいのか」「ワークはA問題だけでよいのか、B問題まで必要なのか」と、準備の進め方に迷うこともあると思います。

今回は、2026年度に行われた岸根高校1年の1学期中間テストを、数学Ⅰ・数学A・英語コミュニケーションⅠ・論理・表現Ⅰ・化学基礎の5科目に分けて分析します。問題用紙と、設問ごとに教材との対応を調べた分析表を照合し、どの教材・レベルに対応する問題が何点分あり、どんな準備を優先したいかを整理しました。

例えば数学Ⅰでは、学校ワークのA問題レベルが82点分、B問題レベルが18点分でした。一方、数学AはA問題レベルが29点分で、同じ数学でも対策の組み立て方が変わります。実際の出題例とともに見ていきましょう。

岸根高校1年の定期テスト対策|2026年度1学期中間・5科目の出題分析|約3分17秒の解説動画

対象は2026年度1学期中間の各科目1回の試験です。出題元・数学のA/B問題レベルは提供された分析表の分類、配点は問題用紙の記載を基にしています。複数教材が記された設問は重複して加算せず、教材ごとの配点を分けられない箇所は「混在」と表示します。「初見」は分析表上の分類で、難問という意味ではありません。

岸根高校1年の数学ⅠはA問題レベルが82点分

数学Ⅰは「数と式」が中心で、係数・次数、式の整理、展開、因数分解が出題されました。学校ワークのレベル別に、問題用紙の配点を集計すると次のようになります。

分析表のレベル 小問数 配点 該当箇所
A問題レベル 28問 82点 問1〜9、問11、問12のうち1小問
B問題レベル 6問 18点 問10、問12のうち3小問
合計 34問 100点 今回の数学Ⅰの全設問

まず優先したいのは、A問題レベルを自力で正確に解ける状態にすることです。 今回は82点分を占めていたため、基本部分に未完成の単元が残っている場合、そこを固めることが得点につながりやすい対策になります。ただし、A問題レベルにも、式をまとめて見る工夫や因数分解の手順が必要です。

数学Ⅰの出題例 A問題レベルでも式をまとめる見方が必要

問9(3)・2点/分析表:学校ワークのA問題レベル

次の式を展開せよ。

(x²+4x+1)(x²-4x+1)

「x²+1」をひとまとまりと見ると、(x²+1+4x)(x²+1-4x)となります。和と差の積の公式を使えば、(x²+1)²-(4x)²=x⁴-14x²+1と整理できます。

A問題を復習するときは、答えが合うだけで終えず、「どこをひとまとまりと見るか」「どの公式を使うか」を説明できるようにしましょう。単純な二項式だけでなく、式の形が少し変わった問題にも取り組むことが大切です。

解き直しの進め方は、定期テストの正しい丸付けと解き直しの手順も参考にしてください。中学生向けの記事ですが、「答えを閉じてもう一度解く」「翌日と数日後に確かめる」という手順は、高校の学校ワークでも使えます。

数学Ⅰの出題例 B問題レベルは掛ける順番の工夫まで練習

問10(2)・3点/分析表:学校ワークのB問題レベル

次の式を展開せよ。

(x+3)(x+2)(x-1)(x-2)

(x+3)(x-2)=x²+x-6、(x+2)(x-1)=x²+x-2と組み合わせると、共通する「x²+x」が見つかります。これをひとまとまりにして計算すると、答えはx⁴+2x³-7x²-8x+12です。

高得点を目指す場合は、A問題を固めたうえで、B問題の「計算を始める前に式の構造を見る練習」へ進みましょう。今回の配点では、その先に18点分の問題がありました。

岸根高校1年の数学Ⅰ:学校ワークA問題レベル82点分・B問題レベル18点分
岸根高校1年の数学Ⅰ:学校ワークA問題レベル82点分・B問題レベル18点分
岸根高校の数学Ⅰの出題例:共通する式をまとめて展開する手順
岸根高校の数学Ⅰの出題例:共通する式をまとめて展開する手順

岸根高校1年の数学AはA問題だけでなくB問題レベルの対策を

数学Aは集合、集合の要素の個数、場合の数などが出題されました。分析表の分類を問題用紙の配点に当てはめると、数学Ⅰとは構成が異なります。

分析表の分類 配点 該当箇所
学校ワークのA問題レベル 29点 問1①②③⑤
学校ワークのB問題レベル 67点 問1④⑥⑦、問2①②③④⑥⑦。うち問1⑦の6点は初見でもある
上記以外の初見問題 4点 問2⑤
合計 100点 B問題レベルかつ初見の6点はBの67点に含める

数学Aは、A問題レベルの完成後、B問題レベルまで進む優先度が高い構成です。 A問題レベルだけで対応する設問は29点分。B問題レベルは67点分あり、そのうち6点分は分析表で初見にも分類されています。

まずは、要素と集合を区別する記号、共通部分・和集合・補集合などを確実にしましょう。そのうえで、条件を図や式に置き換えるB問題へ進みます。集合ならベン図の各領域に条件を書き込み、場合の数なら「重複して数えていないか」を確かめる練習が必要です。

数学Aの出題例 「または」が重なる個数を整理する

問2③(5)・3点/分析表:学校ワークのB問題レベル

1から500までの自然数のうち、2の倍数または3の倍数または5の倍数は何個あるか。

2、3、5の倍数をそれぞれ数えると250個、166個、100個です。そのまま足すと、6の倍数などを重複して数えてしまいます。

250+166+100-83-50-33+16=366個

6・10・15の倍数を引き、3つすべてに当たる30の倍数を足し戻します。学校ワークでは、数値を覚えるのではなく、「なぜ引くのか」「なぜ最後に足すのか」までベン図と対応させて説明する練習をしましょう。2つの集合で理解してから3つへ広げると、手順を整理しやすくなります。

岸根高校1年の数学A:A問題29点・B問題67点・その他の初見問題4点の配点
岸根高校1年の数学A:A問題29点・B問題67点・その他の初見問題4点の配点
岸根高校の数学Aの出題例:倍数の重複を引き、3つの重なりを足し戻す考え方
岸根高校の数学Aの出題例:倍数の重複を引き、3つの重なりを足し戻す考え方

岸根高校の英コミⅠは教科書の理解と初見問題への対応を両立

英語コミュニケーションⅠは、単語・発音・アクセントから文構造、長文読解、語句整序、記述まで幅広い形式でした。出題元は単語帳だけでなく、教科書、授業プリント、対策プリント、読解ワークにまたがっています。

分析表の出題元 配点 該当箇所・出題内容
単語帳 10点 問1:単語の意味
授業プリント・単語帳の両方 8点 問3・4:アクセント・発音
授業プリント 5点 問5:英語による語義説明
教科書 16点 問6・11・12:文構造・整序・語形記述
教科書・対策プリントの両方 32点 問9:6点、問10:26点。本文読解・語法・指示語など
読解ワーク 8点 問8:説明文読解
初見 19点 問2・7・13:語彙・対話文・熟語記述
「初見(教科書)」の併記 2点 問14:本文内容に即した英語記述
合計 100点 小問ごとの記載配点を合算

配点は小問ごとの記載を合算しています。問10は小問の合計が26点で、他の大問74点と合わせて全体100点になります。大問見出しの24点は集計上の誤記と判断しました。

まず固めたいのは、学校で扱った教材に対応する語彙・発音・文法・本文理解です。単語帳は日本語の意味だけでなく、発音とアクセントも一緒に確認しましょう。今回、単語帳と授業プリントに対応する発音・アクセント問題だけで8点分ありました。

教科書・対策プリントに対応する問9・10だけで32点分あり、教科書単独に分類された16点分と合わせると48点分です。本文の内容だけでなく、語法・指示語・文構造・整序・語形まで確認することが、このまとまった配点への対策になります。

教科書本文は、日本語訳を覚えることに加えて、主語と動詞、代名詞が指す内容、接続語の働きを確かめます。整序や語形記述もあるため、読める英文を、自分で組み立てたり書いたりできるかまで確認したいところです。

英コミⅠの出題例 教科書の英文を動詞の形まで使えるようにする

問12(1)・1点/分析表:教科書

括弧内の動詞を適切な形に変え、1語で答えなさい。

My mother ( go ) to work in the car every day.

every dayは習慣を表し、主語はMy motherなので、答えはgoesです。この大問では、過去形、助動詞の後の原形、過去進行形も問われています。教科書の例文を使い、「主語」「時を表す語句」「助動詞」を手掛かりに動詞の形を選ぶ練習をしましょう。

一方、分析表で初見に分類された設問も19点分あります。学校教材を固めた後は、未読の短い対話文や文章にも取り組み、設問の根拠を本文から探す練習を加えることが大切です。初見の対話文では、bookを「本」だけでなく、文脈に応じて「予約する」と捉えることも問われました。

岸根高校の英語コミュニケーションⅠ:教科書対応48点と動詞goesの出題例
岸根高校の英語コミュニケーションⅠ:教科書対応48点と動詞goesの出題例

岸根高校の論理・表現Ⅰは対策プリントと文法の使い方を重視

論理・表現Ⅰは、文法・語法、文の要素、文型、動詞の用法、単語、英作文などが出題されました。複数教材に対応する設問を独立枠に置くと、内訳は次のようになります。

分析表の出題元 配点 該当箇所
教科書本文・問題・例文 16点 問2・10・13
ワーク 4点 問12
対策プリント 24点 問5・7・8
授業プリント 6点 問9
単語帳 6点 問11
初見 6点 問6
教科書・ワークなど複数教材に対応 38点 問1:22点、問3:10点、問4:6点
合計 100点 複数教材への対応は重複加算しない

対策プリントは単独分類で24点分。さらに、複数教材に対応する枠のうち、問3・4の16点分にも対策プリントが記されています。対策プリントが対応教材に含まれる設問は、合計40点分ありました。配られたプリントは解答を書き込んで終わりにせず、空欄の状態で解き直したい教材です。

ただし、答えの暗記だけでは、動詞の使い方や文型を問う形式に対応しきれません。同じ動詞が別の文でどう働くのか、目的語と補語の関係がどうなっているかを、例文ごとに確かめましょう。

論理・表現Ⅰの出題例 discussの後に前置詞が必要か

問1(17)・1点/分析表:教科書問題・ワーク

We ( discussed about / discusses on / discussed / are discussed ) the problem for a long time.

選択肢は原文どおりです。

答えはdiscussedです。discussは目的語を直接続けるため、discuss the problemという形になります。意味だけでなく、「後ろにどんな語を続ける動詞か」まで覚えることが、文法・語法の選択問題への対策になります。

論理・表現Ⅰの出題例 目的語と補語の関係から文型を判断

問8(63)・2点/分析表:対策プリント

次の英文の文型を答える問題です。

We elected him captain of our team.

Weが主語、electedが動詞、himが目的語、captain of our teamが補語なので、文型はSVOCです。「彼をチームの主将に選んだ」という、目的語と補語の関係を捉えます。

この文型の大問は6小問で12点分ありました。S・V・O・Cを記号として丸暗記するより、目的語と補語の関係を説明できるようにし、対策プリントの別の例文でも判断する練習をしましょう。また、単語帳の6点分にはつづりを書く問題が含まれるため、日本語を見て英語を書けるかの確認も必要です。

岸根高校の論理・表現Ⅰ:対策プリント対応40点とdiscussの使い方
岸根高校の論理・表現Ⅰ:対策プリント対応40点とdiscussの使い方

岸根高校の化学基礎は教科書対応の大問だけで61点分

化学基礎は、周期表、原子の構造、同位体、電子配置などが中心です。分析表の教科書・ワークへの分類件数を比べると、教科書がおよそ9割、ワークがおよそ1割という目安になります。まず教科書を優先し、そのうえでワークを使って知識を応用する練習へ進めたい構成です。

教材 分析表の分類件数 教材分類件数に占める目安
教科書 61件 およそ9割
ワーク 6件 およそ1割

割合は、教科書61件とワーク6件の分類記録を比較した目安です。初見1件は別枠です。教材の対応件数には重複の可能性があるため、試験全体の小問数や配点に占める割合とは区別しています。

配点については、問題用紙から大問単位で確認できます。出題元が教科書のみと分類された問1・4の合計は61点分でした。

大問 分析表の出題元 配点 主な内容
問1 教科書 45点 元素記号・名称、元素の分類、周期性
問2 教科書・ワークが混在 18点 原子の構造、粒子の質量、同位体
問3 教科書・初見が混在 13点 同位体、存在比、半減期
問4 教科書 16点 電子配置、最外殻電子、価電子
問5 ワーク 8点 原子の粒子数、同位体の組合せ
合計 混在する大問は教材別に按分しない 100点 大問ごとの配点合計

問2は分析表の教材別小問数と実際の設問数に差があり、問3は初見1小問の番号が指定されていないため、教材ごとの配点を分けていません。

まずは教科書の用語・図・周期表を、見ずに答えられる状態にしましょう。 元素記号と名称だけの穴埋めでも23点分あります。ただし、教科書対応の問題には周期性のグラフや電子配置も含まれるため、用語の暗記だけで61点分すべてに対応できるわけではありません。

周期表は、記号と名称を往復して答えることに加え、族や周期による違いを図の上で説明します。電子配置は、自分で電子を入れて原子名を答える練習をし、最外殻電子と価電子の区別まで確かめましょう。

化学基礎の出題例 貴ガスでは最外殻電子数と価電子数を区別

問4(3)・計2点/分析表:教科書

問4(2)の【61】の原子について、最外殻電子の数【62】、価電子の数【63】を選ぶ問題です。

【61】は、電子が内側の殻に2個、その外側に8個ある電子配置図です。

この原子はネオンです。最外殻電子は8個ですが、高校化学での貴ガスの価電子は0個として扱うため、答えは最外殻電子8個、価電子0個です。図の電子を数えるだけでなく、教科書の定義や例外まで確認する必要があります。

化学基礎の出題例 ワークでは同位体の組合せまで練習

問5(2)・4点/分析表:ワーク

水素原子には¹Hと²Hの2種類、酸素原子には¹⁶O・¹⁷O・¹⁸Oの3種類の同位体がある。同位体を考慮すると、水分子H₂Oは何種類あるか。

同位体の質量数と元素を保ち、原子番号・選択肢の表記は省略しています。

水素2個の組合せは、¹Hと¹H、¹Hと²H、²Hと²Hの3通りです。¹Hと²Hを左右で入れ替えても別の水分子には数えません。酸素は3種類なので、3×3=9種類となります。

教科書の定義を押さえたら、学校ワークで知識を計算や組合せに使う練習へ進みましょう。答えの数字だけでなく、数え方や計算式を自分で作れる状態にすることが、この4点分への対策になります。

岸根高校の化学基礎:教科書対応の問1・問4で61点、ネオンの最外殻電子と価電子
岸根高校の化学基礎:教科書対応の問1・問4で61点、ネオンの最外殻電子と価電子
岸根高校の化学基礎の出題例:同位体を考えた水分子9種類の数え方
岸根高校の化学基礎の出題例:同位体を考えた水分子9種類の数え方

岸根高校1年の定期テスト対策は科目ごとの配点から優先順位を決める

今回の分析から、同じ「学校教材を中心に勉強する」方針でも、科目によって力を入れる場所が異なることが分かります。

  • 数学Ⅰ:A問題レベル82点分を土台に、式をまとめる見方や因数分解の手順まで固める。
  • 数学A:A問題レベル29点分の完成後、集合の条件整理や重複の扱いを含むB問題レベルへ進む。
  • 英コミⅠ:単語の意味・発音と教科書の文法・本文理解を固め、初見の読解や熟語記述も練習する。
  • 論理・表現Ⅰ:対策プリントに対応する40点分を意識し、文法・動詞の用法・文型を理由付きで説明する。
  • 化学基礎:教科書対応の問1・4で61点分。周期表と電子配置を先に固め、ワークで計算・応用へ進む。

勉強を始めるときは、試験範囲の教材を並べ、「どの問題を自力で解けるようにするか」を決めてみてください。今回の出題分析はその優先順位を考える手掛かりです。次の試験では範囲や配点が変わるため、最新の範囲表と授業で強調された内容を重ね、自分の準備に活かしていきましょう。

岸根高校1年の定期テスト対策:5科目ごとの家庭学習の優先順位
岸根高校1年の定期テスト対策:5科目ごとの家庭学習の優先順位
✍ この記事を書いた人|石川(MySTEPスタッフ)

指導実績10年|資格:教員免許

【指導科目】小学生:英語・算数・国語・理科・社会/中学生:英語・数学・国語・理科・社会/高校生:英語・数学(ⅠA/ⅡB/ⅢC)・国語(現代文/古典/漢文)・理科(物理・化学・生物)

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